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鈴木達治郎、原子力委員会・委員長代理インタビュー

 原発の安全性確保に政策決定の透明性といった福島事故以降、日本の原子力政策が持つ課題は果たしてどうあるべきか。政府の原子力委員会・委員長代理の鈴木達治郞氏にお話を伺ったので、お伝えする。 (注:この記事中できわめて重大と編集部で考える箇所について、鈴木達治郎氏より、訂正の要求がありましたので、そちらを2ページ目にお書きします。) 鈴木 NRCの議事録を出していたの、あなたが。 ーー ええ。あれは報道で初めてお知りになったのですか? 鈴木 あれ、何かいてあったんだっけ? ...
鈴木達治郎、原子力委員会・委員長代理インタビュー
 

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TPPのプレスリリース、米国通商代表から取っている国内メディアは一社のみ【2009年時点】

現在、話題となっているTPPこと環太平洋戦略的経済連携協定、その情報収集に国内メディアがまともに参加できていない実態が本紙の調査で判明しました。 TPPは2005年から一部の国を皮切りに締結が開始していますが、その交渉を米国側で担当しているアメリカ通商代表部(USTR)の取材先を調査したところ国内でプレスリリースの配布先となっているのはテレビ東京、一社だけでした。 (テレビ東京でのシマダさんの名前が出ています。全リストはこちらをクリックしてください) この配布先リストは、2...
TPPのプレスリリース、米国通商代表から取っている国内メディアは一社のみ【2009年時点】
 

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福島第一事故直後 インド方面までの風向きデータなど米国政府が収集 アメリカ情報公開法で公開

アメリカNRC(原子力規制委員会)が、福島第一事故直後の写真や風向きデータなどを含めた文書を新たに、米連邦情報公開法に基づく情報公開請求に対して本紙等に対して公開しました。 この中には事故直後の3号機の近接写真も含まれており、画像の様子からかなりの近接距離か、高解像度の写真機で撮ったものと思われます。 また、事故直後の4号機の画像もNRCは保有。しかしこちらについては、公開した場合の危険を理由に、写真自体の公開は控えました。 同時に公開された文書では、NRC本部で開...
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佐藤優氏 「陸自の『別班』がバレなかった背景 海外で二重スパイと化していた危険」

11月27日、共同通信社のスクープで陸上自衛隊に総理・防衛大臣・防衛省のどこも知らない別動部隊が存在することが明らかになった。その名は「陸上幕僚監部運用支援・情報部別班」(別班)で、存在も秘匿されたまま、自衛官の身分を完全に外して、海外で冷戦時代から活動していたという。後述の通り東京では、あまり大きなニュースになっておらず、インターネットの匿名掲示板でも意外なほどに盛り上がっていない(12月4日時点で、2chのスレッドで一番伸びているのが180レスだけ)。 ただ素人の目には、秘密活動の分野...
佐藤優氏 「陸自の『別班』がバレなかった背景 海外で二重スパイと化していた危険」
 

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安倍政権は1月から保有 米国NRC福島第一事故・議事録和訳バージョン(β版)

福島第一原子力発電所・事故のNRC議事録、和訳版です。当時の事故状況についての連絡を記録したものなので、事後的に見れば誤っていた部分もあります。しかしそれでも、事故の全体像を把握する上で有益な資料にはちがいありません。 また、3月17日時点で3号機の燃料プールが空になっているという、当時は発表されていなかった情報が防衛省からアメリカにいっていたり、興味深い点もあります。これなどはもし結果として誤りであっても、何で今まで政府はそういう認識があったことを公表していないのかという点で問題になる訳...
安倍政権は1月から保有 米国NRC福島第一事故・議事録和訳バージョン(β版)
 

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福島事故の近藤駿介・最悪シナリオ 1096本のみの溶融を計算 当初の政府発表が過小評価と判明

福島第一原発事故直後に、日本政府が行なったとされる最悪シナリオのシミュレーションで、1535本の燃料棒が溶融するとされていたところ、実は1096本の燃料が溶融した結果しか記述していないことが分かりました。これは政府・原子力委員会の計算から導きだされたもので、従来の政府発表では、有りうる被害をこれまで過小評価していたことになります。 この新たな計算は、現在進行中の東京地方裁判所における裁判手続きに、政府の原子力規制委員会の側から5月31日付けで提出されたものです。どういうことかというと、近藤...
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米国政府、福島第一原発事故直後に5本の最悪シナリオを作成 1つは『東京スーパー・コア・シナリオ』 と命名 東京直撃の内容か

アメリカ政府は福島第一原発事故直後、少なくとも5本のワーストシナリオを作成していたとみられることが、NRCが米国情報公開法に基づいて公開していた文書の分析から判明しました。 下の画像で、行番号12〜13に「because there's about five worst cases」とある部分です。ただ「最悪」の場合は他にもあり得るという留保を付けているので、それ以上のケースを分析していた可能性もあります。 これは米国NRCが作成している最高意思決定部(エグゼクティブ・チーム)電話会...
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日本政府にない福島第1事故の議事録、米国が保有 アメリカ情報公開法で公開

福島事故直後に、日本政府が作成していないと発表していた議事録を、米国政府が作成していたことが判明しました。アメリカ連邦情報公開法に基づく開示決定で、本紙編集長の江藤貴紀などに公開しました。 さらに、米国NRCは、別の文書も情報公開。近藤駿介氏の1535本の燃料棒が溶融するとされる最悪シナリオよりも多い2000本以上の燃料棒が96時間以内に溶ける事態を想定していたことも判明。加えて、同心円上ではなく風向きまで考慮したより危険な内容となっています。 (この画像全文は、ここをクリック...
日本政府にない福島第1事故の議事録、米国が保有 アメリカ情報公開法で公開
 

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福島事故 東芝 10カ年の復旧計画 2011年4月に米国へ提出 アメリカ政府が情報公開法で公開

東芝株式会社がアメリカ原子力規制委員会に、福島第一原発事故直後の4月6日付けで、事故復旧の青写真案を提出していたことが分かりました。アメリカ原子力規制委員会が情報公開請求に対して開示している、現時点で10万ページほどの資料の中から本紙の編集長(江藤貴紀)が発見しました。 パワーポイント等で作成された資料全部のリンクはこちらです。 資料を見ると、東芝株式会社が2011年当初にだした、がれき(debris)の処理案や10年計画での除染(greenfield site)計画を見ることが出来...
福島事故 東芝 10カ年の復旧計画 2011年4月に米国へ提出 アメリカ政府が情報公開法で公開
 

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インド製薬品・健康被害の恐れでアメリカが販売禁止 日本・厚労省は取材へ回答拒否

インドの大手製薬会社で、じつは日本の第一三共が子会社にしているランバクシー社の薬品製造に関する不正が問題になっています。これはアメリカの食品医薬品局(FDA)の調査などで明らかになりました。 偽装自体の第一報は複数のインドメディアが出していますが、先日まとまった報道があったのでそれを参照します。thehindu紙が伝えたところでは、同社は薬剤を偽装製造したと事実を認めて、インド司法省に対して5億円の和解金で司法取引することを今年5月に求めています。ところで同社が作っている薬剤はいわゆるジェ...
インド製薬品・健康被害の恐れでアメリカが販売禁止 日本・厚労省は取材へ回答拒否
 

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