ラップで海外ニュースをやるサイトがあります。一般にラップというと、ノイズがうるさかったりスラングが多くてわかり難かったり、「悪ぶってる」人が格好付けて聞いてる印象があるかもしれません。
でも、この「ジョージ・オーウェル」などが登場する作品集「ジュース・メディア」の音楽はメロディアスでキレイです。普通にスジの分かるストーリーになっていて、やんちゃ自慢もないです。
エピソードでは毎回、黒電話を持った司会者の「ロバート・フォスター」さんがいろんなゲスト〜オバマとか、スノーデン、ジョージ・オーウェルを呼んで、インタビューや討論を5分くらいやります。テーマは政治、とくにネットとプライバシーに関するパロディ作品が多いです。(下の画像をクリックで、再生できます)
(1984のパロディ作品:「BIG Brother is WWWatching YOU」には「ジョージ・オーウェル」氏がゲストで登場します。PCからなら日本語の字幕も閲覧可。)
フォスターはビートルズ風の髪型に黒ぶち眼鏡をかけて、真面目くさった顔をあえてするわけです。一昔前の筑紫哲也みたいな(あるいはそれを謙虚にしたような)ややアナクロな雰囲気です。お金はほとんどかかってなくて(でも多分すごく時間はかかってるけど)、基本的に2人だけのスタッフでやっています。
(エドワード・スノーデン氏によるNSA文書の告発を扱った、第19回 WHITSLEBLOWER ザッカーバーグがいい味)
作者2人はイギリスからわざわざオーストラリアに移住してきたらしくて、ちょっとだけ変わり者かもしれません。直接お会いしたことはないですが、リンクを張っている回の日本語字幕はわたし担当です。(誤訳が見つかったから直さないと・・・)。
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