9月27日(金)、横浜市みなとみらいのブリリア ショートショート シアターで、午後5時45分の回を観に行った。この日はイベントで、土屋アンナ氏(クイーンとデイヴィッド・ボウイについて楽しそうにしゃべっていた)が来ていた。
上映開始前に支配人の奈良さん(ジャッキー・チェンの大ファンらしい)とPR担当の高橋さん(アメリカン・ニューシネマが大好きだそうだ)とも、お話が出来た。
ところで・・・ここは映画館「そのもの」にいろいろと特色がある。第一に、よい意味で雰囲気から肩の力が抜けているということである。ここに来るのは2回目だったんだけど、だいたいのお客が軽く外国ビール(なかなか品揃えが凝っていて、「非日常」な感じがします)やカクテルを一杯ひっかけながら上映時間を待っている。(上映時間内に飲みきるのは忙しそうだが、カフェ内のワインやシャンパーニュも劇場に持ち込み出来るそうである。)
次に、上映される作品が基本的にショートフィルム(5分~25分くらいまで)だけである。なのでどちらかというと、縛りの少ない環境で自由に作った作品が多い。もっとも、そう言われるとアート系特有の「お勉強」くささに身構えてしまいそうだけど、小難しい一部の「映画マニア」ばっかりが来ているという感じでもないです。ミニシアター系のオシャレ感はあるが、「客層は幅広くて中には『銀幕世代』の人にも来ていただいています」と、高橋さんは嬉しそうに仰っていた。
ただ観る側にとっては、あんまり知らない監督の作品が多いので、来てみてビックリとなります、良くも悪くも。(ちなみに、監督も分からないのを幕の内弁当的に見るので当たり外れは必然的に生じるのだけど、この日はイタリアの美術館で「人生の作品解説」のトランシーバーを手に取ってしまう男性の話がツボでした。)上映される作品は国籍はいろいろ、制作年も様々である。なので、どういう風に作品を選んでるんだろう?っていうのがなかなか気になる。
あとプラグマティックな話をすると、ネットからの予約用のインターフェイスが秀逸でストレスがかからないです。いろんな国の映画でも、英語・日本語両方の字幕が付いている作品が多いので少し英語の勉強にもなります。難点は駅とかみなとみらいの中心部から微妙に遠いところなんだけど、秋とか気候のいいシーズンならそんなに苦にはならない。冬や夏は・・・この映画館のオフシーズンというべきかもしれない。
リンク〜 http://www.brillia-sst.jp/theater_program/
まだデータがありません。