Menu
エコーニュースR(2015年5月〜)はこちら

【福島NRC文書リンク】 アメリカ政府に情報公開請求する方法 【NSA・公開請求サンプル付き】

2013年12月1日20時53分

【福島NRC文書リンク】 アメリカ政府に情報公開請求する方法 【NSA・公開請求サンプル付き】

福島事故関係の文書は郵送、FAX、E-mailでの受付も

公開請求のリンク


:NSAことアメリカ国家安全保障局 (スノーデン事件で問題になった、PRISMプログラム等の運用をする諜報機関)

:NRC・米国原子力規制委員会ーー問い合わせ先 (E-mail、FAX、郵便などで受け付けています)


NRC・原子力規制委員会はメールで受け付けてくれるので、敷居が低くてよいですね。担当者さんにもほんとうにお世話になって感謝しています。ただ出している分量が多いので、上手に消化するのには要領があります。別に難しくはないのですが一ーー、1からプリントアウトするとかは私も試したけど全くの愚作でした。(すぐトナー切れになります。紙も大量にするので地球に優しくもないです。)




(NRCのお問い合わせ窓口ページ)


一方、NSA・国家安全保障局は通信傍受の専門機関だけあって、電子データやメールの脆弱性を周知しているようです。メールは付加で、専用の問い合わせフォームからの受付です。(おそらく、問い合わせフォームからは専用端末のみに内容が送られて、それを紙のみに印字しているのだと推測します。メールではウイルスを食らう可能性がありますので)。さらに開示した文書はネットにアップロードもしておらず、さすがインターネットの怖さを良く分かっていることがうかがえます。


では、以下は実際の開示請求例です。ちなみにジェームズ・バムフォードさんは『すべては傍受されているー米国国家安全保障局の正体』というNSA研究の先駆的な本を書いたかたです。その方が、情報公開請求で押していってNSAのスクープをものにしたとWikipediaに書いてあったので、自分もそうしようと思った訳です。


Thank you for prompt response dated 15 November 2013 to my FOIA request by FOIA officer Pamela N. Philips .


(1) All the NSA’s response letters to FOIA requests submitted by Mr James Bamford.

(2) All the FOIA appeal letters to the NSA submitted by Mr James Bamford.

(3) All the FOIA requests submitted by Mr Glenn Greenwald to the NSA until 30 November, 2013.


In questionable cases the decision should be made to release rather than withhold and a good faith of effort should be exerted in all cases.


Because the above requested materials will be used for a material I am working on the National Security Agency, and can also clearly be seen as a”Primarily benefiting the neneral public”, I would be most grateful for your favorable response within 10 business days, and request a waiver of search fees as provided under s552(a)(4)(A).


Our news media, echo-news has a breaking story widely accessed, ‘tweeted’, ‘liked’ ( please refer the following link, https://echo-news.net/japan/usnrc-disclosed-fukushima-criss-proceedings ) . Therefore, though you did not consider me as a media representative in the former FOIA response, I am expecting you to reconsider my status.


Sinserely,


Takanori Eto


以上。


実にあっさりですよね。文書の特定(どんな文書が欲しいのか)を書いているのは(1)(2)(3)だけで、もっと長くもかけるけれど簡潔でも曖昧さがなければOKです。普通は日本だとほとんどここしか書きません。あとの欄は普通のご挨拶や、米連邦情報公開法に基づいて、費用免除とスピーディな処理を行なってくださいというお願いの部分です。


書くのが面倒くさい人などは、(1)とかの、「欲しい文書」の欄だけでも十分です。このような文を上のリンクのNSAお問い合わせフォームから送るとリマインダーメールが来て、それから2、3週間もすればオレンジ色の封筒に入れて郵送で手元に文書が届くのです。


(編集長 江藤貴紀)


 

人気記事ランキング
 

    まだデータがありません。

ページトップへ戻る