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　　たまにジャーナリスト専門学校（？）とか大学のジャーナリズム専攻コースのようなところがあったと思います。個人的に行ったことがないのでそれがどれだけ有用かについては分からないのです。でも「いい報道」や「いい研究」をするための方法ならばたぶん割と簡単に、安く習熟することが出来る気がします。それは情報公開制度を上手に使える様になることです。

　　それが就職で役に立ったりするのかどうかは知りませんが、少なくともポストに就いてからならば、メディア関係者、学術研究者、その他いろんな人に取って情報公開制度ーーーー特にアメリカのそれーーーは強力な武器になります。情報公開制度っていうのは政府関係機関の「あらゆる文書」を「誰でも」手に入れることが出来る仕組みです（原則的に）。そしてアメリカの場合、幸いなことに運用でほとんどタダになっているケースが多いです。

（アメリカ原子力規制委員会の、福島事故関係文書全部がアップロードされています。リンクはこちらをクリック）

　　じゃあどうやって使えばいいかと言うことですが、習字や水泳と同じで他人の真似から入るのが一番です。ということで、欲しい文書を所有していそうな機関に対して「いつからいつまでの、情報公開請求全部」などをもらうことをお勧めします。あとNRCは実は情報公開請求自体を公開しているので、それを見て学ぶのも非常に有益です。

　　で、次のページは米国原子力規制委員会や、NSA等のリンク集と、きょう私がNSA(国防総省所管の諜報機関・国家安全保障局)にかけたアメリカ連邦情報公開法に基づく開示請求の全文です。