米国FDAが危険性を理由に販売禁止したインド製医薬品情報 厚生労働省は米当局に照会せず アメリカ情報公開法で判明
第一三共子会社であるインドの製薬大手ランバクシー社のジェネリック医薬品製造に関する検査工程などでの不正が昨年、アメリカの食品医薬品局(FDA)の調査などで判明した。にも関わらず、日本の厚生労働省は昨年11月以降、米国FDAに対してランバクシー社のジェネリック医薬品が持つ危険性についていっさいの問い合わせをしていないことが、アメリカ連邦情報公開法に基づく情報公開請求への応答で、明らかになった。
(情報公開請求に対する米政府・FDAからの応答文 連絡はメールのみで完結してまた費用もかからず、極...
米国FDAが危険性を理由に販売禁止したインド製医薬品情報 厚生労働省は米当局に照会せず アメリカ情報公開法で判明
福島事故・政府事故調の「吉田調書」アメリカ政府には共有されず 米連邦情報公開法で判明
今年5月に入って朝日新聞がスクープした、福島事故・政府事故調の吉田福島第一原発所長のヒアリング内容が、アメリカ政府・原子力規制委員会(NRC)には全く共有されていないことが分かった。
米国連邦情報公開法に基づく情報公開請求に対してNRCがレスポンスしたところによると、「全くその文書は受け取っていない」という。NRCは日本政府に無い詳細な福島事故の時系列記録を取っており、また職員の一部を事故当時、非常に危険であった福島及び東京に派遣していたにもかかわらず、日本側からは十分に情報が提供されていない...
福島事故・政府事故調の「吉田調書」アメリカ政府には共有されず 米連邦情報公開法で判明
CIA情報などアメリカが新たに情報公開 福島原発事故の電話会議記録、6000ページ超
アメリカ原子力規制委員会が、2012年に公開した執行部の議事録に引き続き、2年ぶりに電話会議記録の新しい公開を始めました。これらは議会や海外との連絡チームや原子炉安全対策コーディネーター、またカウンターパート対応者などの電話会議内容ですが、CIA関係の情報や、大使クラスとの通話内容も確認された限りでは初めて公開されました。
例えば上記のリンクでCIA関係者も会議へ参加していたことが名前は伏せられていますが開示されています。これらの多くは現在までに開示された情報とほぼ一貫性がある内容でこ...
CIA情報などアメリカが新たに情報公開 福島原発事故の電話会議記録、6000ページ超
福島第1原発事故 米国政府に800ページ強のインテリジェンス機関レポート
アメリカ原子力規制委員会が、すでに公開済みの最高意思決定部の電話会議記録に加えて、本年になって新たな電話会議記録等を情報公開しました。
この電話会議記録は米国原子力規制委員会の中で福島事故対応の原子炉処理対応にあたったメンバー(Reactor Safty Team)らのものです。
すでに公開されていたNRC最高意思決定部の電話会議記録・3000ページ超も非常に有益な資料でしたが、それ以外にも通話記録の録音テープが存在したことが判明したのは、今回が初めてです。この記録の存在から...
福島第1原発事故 米国政府に800ページ強のインテリジェンス機関レポート
福島第一原発事故 フランス・アレバ社 極めて悲観的なワーストシナリオを作成 アメリカ政府が情報公開法で公開
米国エネルギー省が福島第一原発事故直後の3月23日に、メルトダウンした燃料の場所と、その場合における海水注入・塩の蒸発等の影響に関する分析を米国原子力規制委員会(NRC)に送っていた資料および、フランスのアレバ社が作成していたシミュレーションで2013年にアメリカ政府へ送られたらしいものを、入手しました。アメリカ連邦情報公開法に基づいて本紙などが請求した資料です。
上の文書では燃料がコアの下にたまっていた場合には、塩の融点である摂氏801度や沸点である1413度よりも加熱されるため...
福島第一原発事故 フランス・アレバ社 極めて悲観的なワーストシナリオを作成 アメリカ政府が情報公開法で公開
福島事故 東芝 10カ年の復旧計画 2011年4月に米国へ提出 アメリカ政府が情報公開法で公開
東芝株式会社がアメリカ原子力規制委員会に、福島第一原発事故直後の4月6日付けで、事故復旧の青写真案を提出していたことが分かりました。アメリカ原子力規制委員会が情報公開請求に対して開示している、現時点で10万ページほどの資料の中から本紙の編集長(江藤貴紀)が発見しました。
パワーポイント等で作成された資料全部のリンクはこちらです。
資料を見ると、東芝株式会社が2011年当初にだした、がれき(debris)の処理案や10年計画での除染(greenfield site)計画を見ることが出来...
福島事故 東芝 10カ年の復旧計画 2011年4月に米国へ提出 アメリカ政府が情報公開法で公開