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佐藤優氏ら、日本のインテリジェンスと対中戦略を語る

2013年9月22日01時25分

佐藤優氏ら、日本のインテリジェンスと対中戦略を語る

8月20日、東京都内で佐藤優氏をパネラーとして新党大地(代表・鈴木宗男氏)が公開の勉強会を行った。普通は政党の勉強会というとなじみが無い(し興味のある人はあまり多くないかもしれない)。だが、実はなかなか面白く深みのある話をタダで聞ける貴重な機会にもなる。この日は麻生太郎氏の「ナチスの手口」発言からスノーデン事件、東アジアの地政学についてまで、浅野貴博氏(前衆議院議員)の司会のもと、広い話題が語られた。


鈴木宗男 「今日は主に佐藤さんから、麻生副総理の、いわゆるユダヤ問題と言いますか、ナチスを例にしたらいいんじゃないかという話がありましたですね。これは私は、韓国、中国のみならず、アメリカをも刺激しているし、特にロシアに対しても悪いメッセージを送ってしまったんでないかと、まさに国益に反する発言でなかったかと、こんな風に思っております。また、8月15日、終戦の日が終わりましたけどですね、毎年出てくる話がこの閣僚の参拝問題です。私はどこかでけじめをつけなくてはいけないと、こう考えております。


振り返ってみたら、1978年まではですね、天皇陛下もお参りをしておりました、靖国には。総理大臣も堂々とお参りをしておりました。ところが、A級戦犯合祀問題が表に出てから、天皇は1回もお参りはしていないのであります。私は靖国神社、必ずお参りに行っております。私は、お国のために尊い命を犠牲にされた、その英霊をおまつりする場所が靖国神社だと、認識をしております。戦争にも行っていない、戦ってもいない人を、何故に靖国神社が情報開示や国民に説明もなく、合祀をしたのか、この点もまだ明らかにはなっておりません。


ここで今私は、自然体で忌憚のない議論をして、結論を出すべきでないか。合祀されているご遺族の中には、『ここは分けてもらったほうがいい。分祀してもらって結構ですよ。』遺族の方もおられるんです。一部遺族は、『いや、いまのまんまだ』と強硬なことを言っている人もおられます。しかし私はここは、万事口論に決すべきだと思っております。


この点もですね、毎年A級戦犯が合祀されるまでは、韓国も中国も黙っておった。それが、合祀されてから全く別の展開になってきている。これは不幸なことでありますから、ここは私は静かな中にきちっとした結論を出して、やはり英霊をしっかりとお参りしていく。これが今、日本にとって必要でないのかな。


もうひとつ、スノーデン事件についても佐藤さんから今日はお話をお聞きしたいと思います。」


 

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