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【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

2013年10月20日21時38分

【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

お金が目当てなら、こんなことはしていません

スノーデン「いくらでもありますよ。僕のいたような、技術情報へのアクセスが可能な立場にある人間なら誰でも秘密を取り出して、それをおおっぴらにほしがってるロシアに売ることが出来ました。彼らはいつでも、僕たちと同じように、おおっぴらに情報を待ち受けるルートを持っています。


僕はNSAで働いている全員の名簿にアクセスすることが出来たし、アメリカのスパイ機関全部の名簿も、その力の源が世界のどこにあるのかを明らかにすることだって出来ました。全ての基地の場所、僕たちがどんな任務についているかとか、そういうことです。


もし僕がアメリカにダメージを与えたかったなら?それはただ、まっぴるまに監視システムをシャットダウンしてやればいいんです。でも、僕がしたかったのはそんなことじゃない。そんなことを言う人はみんな、考えてみるべきだと思いますね。もし僕の立場に彼らがいて、特権階級の暮らし送って、ハワイの楽園に住み、山のようなお金を稼いで『何のためにそれを全部捨ててしまうんだ?』って。


僕にとっていちばん恐ろしいのは、この情報が明らかにされた結果としてアメリカが何も変われないことです。


プリズム


人々はメディアを通じて、これらの開示されるすべての情報を知るでしょう。彼らは、アメリカ政府が独占的に、アメリカの社会と世界中の社会をどの程度まで深くコントロールする力を持とうとしているかを理解するでしょう。だけど、彼らはそれに立ち向かって、彼らを代表しているはずの政治家が、実際に彼らの利益のために動くようにするための戦いに必要なリスクを負いたくはないでしょう。


 

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