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【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

2013年10月20日21時38分

【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

アメリカに変化してもらうのが、自分の願いです

グリーンワルド「君がこの香港に飛んできたわけで、僕たちは、いまこの部屋にいるよね。どうして君がここに来たのかについて、少しばかり話してくれないか。


とりわけ、一部の人々はきっと・・・君が本当はアメリカの最大のライバルであると多くの人が考えている国、中国に寝返るつもりだったんじゃないかという憶測をするだろうから。そして君が実際にやっていることは、根本的に行って、アメリカの敵を支援することであって、今その国に君は亡命しようとしているんじゃないかってね。そのことについて、もう少し説明してくれないかい?」


スノーデン「もちろんです。香港を選んだということについての疑いとやらには、結論の先取りされたある種の見解とくっついているます。まず第一に、中国がアメリカの敵だということですけど、これは間違いです。アメリカ合衆国政府と中華人民共和国政府との間には確かに、紛争もある。けれど、人々の間では根本的に言って、ご存じの通り、そういうは気にかけられてないでしょう。僕たちはお互い自由に貿易をしているし、戦争もしていない。武力衝突もやっていないしそれを目指しているわけでもない。僕たちはお互いに、世界最大の貿易相手なんです。」


5eyes


(アジア〜ヨーロッパ光ケーブルルート 出典:英語版wikipedia「2013年・大衆監視メカニズム暴露問題」の項目)


「それに、香港は言論の自由と言うことについて、しっかりした伝統がある国です。人々は、中国が強力な情報の壁を築いていることを知っています。中国本土では、言論の自由に対して相当な制限がかけられている。けれど、香港の人たちは長いこと通りに出ての抗議をして、その場で自分たちの意見を表現することを続けてきたんです。西洋のどの国にも遜色なく、インターネットの接続に対する制限はないし、他の多くの西洋の政府との関係でも、香港は実際のところ相当に自主的です。」


グリーンワルド「もし君の動機がだね、アメリカにダメージを与えてその敵を助けることにあったり、個人的に金銭を得ることにあったとしよう。そのために、これまでやったことに留まらず、君がこれらの文書を使ってやれる方法はあるのかい?」


 

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