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【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

2013年10月20日21時38分

【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

「なぜ君は名乗り出たのか」

グリーンワルド「この事件の中には一つ、最高に特殊な点があるね。普通は『内部通報者』という人たちは匿名でそれを行って、可能な限り自分たちの名前を明かそうとしないものだ。できれば永遠に自分の素性を明かしたくないと願う。でも君は正反対に、この情報の公開をしたのが自分自身だとはっきりオープンにした。どうしてそうすることを選んだんだい?」


スノーデン「世間の人々はですね、民主主義のモデルをはみ出した現実について公然にした人間がどんな気持ちでそうやったかについて、説明されて然るべきだと僕は思います。民主主義にとって根本的な危険性を持つ政府の権力をきみが覆そうとするときにはね。そして、ちょうど政府が秘密でそれをやっていることで利益を得ているように、あなたが秘密にそれを行い続けようとするなら・・・それは、政府職員にこうやる権限を与えようとするようなものです。


『おい、マスコミたちにはあれとこれを伝えておけ。そうやれば世間の人間は私たちを支持するようになるんだ』


権力の濫用が行われるときに内部告発が行われることは、全然ないか、あったとしてもごくまれです。これが一般の個人の場合は批判の対象になります。その問題点はすり替えられて『あいつらは、国益を損なっている。反政府主義者なんだ』ということになります。


Classification_guide_for_Project_BULLRUN.pdf

(NSAの暗号解読プログラム、BULLRUNの画像。全文はこちら 出典:英ガーディアン紙)


だけど、僕は違います。他の人と僕には何の違いもなくて、特別なスキルは持っていません。僕はただ、毎日職場に座っている一人の人間で、何が起きているかを毎日見て、こう思うんです。


 

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