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グラディウスから大岡越前まで、70~80’s音楽を語る 松本じろ氏インタビュー(PART2)

2013年11月8日01時12分

グラディウスから大岡越前まで、70~80’s音楽を語る 松本じろ氏インタビュー(PART2)

楽譜っていつからあるの?

江藤:楽譜を読めなくって音楽家をやるって、少数派ではないですか?


松本じろ:そんなことないですよ。パコ・デ・ルシアってフラメンコをやってる人がいて、世界一のフラメンコと呼ばれてて僕も好きなんです。やり過ぎの感があるけれど。


 まあ人との共通言語として、これを見せたらすぐにどういう曲か分かるというのはあって、クラシックとかジャズの素養がある人とかは読めて便利なんでしょうけどね。


江藤:知ってる人は知ってそうだけれど、楽譜っていつ頃出来たんでしょうね?


松本じろ:どうなんでしょうね・・・1500年頃にはあるものな、バッハが整理したというのはあるんですけれどね、一つの音を440ヘルツに規定して、「俺の例はお前のと違うぞ」というのをいわせないようにしたんですね。アジア音楽とかジプシー音楽とかとは違うけれど。


江藤:意外と新しいのかもしれませんね、バッハって1600年代くらいの人でしょう。なら鉄砲伝来よりも新しい。


松本じろ:そうですね。あったんだろうけれど、残さなくてもいいと思ったのかもしれませんね。


Uさん:わー、「古代ギリシャで用いられた」という記載が。紀元前240年にはあって、1025年にグイード・ダレッツォって人が4本の線の上に音符を書くという現在の楽譜を作った。四角音符っていう・・・



(四角音符の例 出典:ウィキペディア)


松本じろ:あー、あったな。こういうやつね、格好いいな。何見てもわかんないみたいですけど。


江藤:ファミコンのカセット抜いたバグのような気もします。


【おしまい】


 

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