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CIA情報などアメリカが新たに情報公開 福島原発事故の電話会議記録、6000ページ超

2014年3月3日19時33分

CIA情報などアメリカが新たに情報公開 福島原発事故の電話会議記録、6000ページ超

アメリカ原子力規制委員会が、2012年に公開した執行部の議事録に引き続き、2年ぶりに電話会議記録の新しい公開を始めました。これらは議会や海外との連絡チームや原子炉安全対策コーディネーター、またカウンターパート対応者などの電話会議内容ですが、CIA関係の情報や、大使クラスとの通話内容も確認された限りでは初めて公開されました。




例えば上記のリンクでCIA関係者も会議へ参加していたことが名前は伏せられていますが開示されています。これらの多くは現在までに開示された情報とほぼ一貫性がある内容でこれまでの各種公開情報の「裏取り」のための資料としての価値があるほか、また部分的ながらCIA情報がでてきたことから今後は情報機関関係の情報も一定程度、開示されることが示唆されます。




(放射性物質をある程度、遮蔽するスラッジの投入についてなど、話し合われている場面です。従来の米国が用意していた原子力事故に対するb5bマニュアルの想定と異なる面などについても意見が交換されています。)


詳しくご覧になられたい方は、ここをクリックした米国原子力規制委員会のリンクにあるFOIA/PA CASE NUMBER118のレスポンス番号157から169をご覧ください。


*なお開示決定日と、実際にウェブサイトへ掲載される日付には、(おそらく事務処理上の理由で)タイムラグが1〜2ヶ月あります。

**上記文書の開示請求をしたのはAP通信・ワシントン支局のDina Capiero記者で、筆者の功績ではありません。


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