以上、引用終わり。つまりスノーデン氏は20代のころから国防総省で諜報要員を教育する教官であったということになります。これは相当に高くその能力を評価されていたからでしょう。彼はSEというその職務内容ばかりから、所有している情報の質が注目されていましたが、資質の面でも超一流の人材であったと思われます。
防衛研究所の小谷賢氏をはじめとする、一部の国内インテリジェンス関係者からは、スノーデン氏は大した情報を持っていない可能性がある旨の発言もされていました。(これ自体がスノーデン氏への敵性宣伝にすぎないのかもしれませんが)ですが彼の能力の高さは国内の優秀な専門家の予想以上でした。
【翻訳・文 江藤貴紀】(10月5日、再編集)