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大規模な監視システムは『私たちの敵ども』だけでなく、私たちにまで向けられている

グレン・グリーンワルド記者（以下、グリーンワルド）:アメリカ政府の反応についての、ここまで君がどう予想してるについて聞きたいね。君のしたことに対して、どういうことを言ってきて、どうやって君を捕まえようとしたりするだろう？

エドワード・スノーデン氏（以下、スノーデン）:アメリカ政府は大規模な捜索、追跡に乗り出して、僕が深刻な犯罪を犯したと主張するでしょう。つまり、スパイ防止法を破ったとね。そして、僕のやったことはアメリカの通信傍受システムについて知らせることで『私たちの敵ども』を助ける行為に他ならないって言うと思います。

（出典：英国ガーディアン紙）

でも、そんなことを言い出したら、一般人に向けられた大規模な監視システムについて示す情報を公開した人はみんなそう言われてしまいますよね。だって、大規模な監視システムがあれば、その対象は『私たちの敵ども』だけじゃなくて、僕たち自身も同様にそれで見張られるのですから。

グリーンワルド: 君がこのスパイの世界に入ったのはその内部に侵入して探りを入れていつの日かその内部から基盤を崩すか情報を公開するためだったのかい？それとも・・・そうじゃないなら、一体全体だね、君が最初にこの手の世界に関わりだしたときの見通しってのはどうだったんだい？