7月12日、ロシアに亡命を許可されるに先立って、エドワード・スノーデン氏がモスクワ空港で40分の記者会見を行いました。プリズムについて、ガーディアン紙に暴露して約1ヶ月、米国からの逃亡が始まって初の、公の場への登場でした。
残念なことに日本のマスメディアではほとんど少ししかそして今もほとんど、この演説について報道されていません。
国内での報道不足のため、スノーデンは変わり者のコンピューターオタクと思われることが多いです。しかし、その演説の中でこの30才の男性は、1945年のニュルンベルク裁判の判決を引用してきました。
「個人は、その所属する国の法を遵守する義務を超えた、国際的な義務を有する。従って、個々の人間は、人道と平和を脅かす犯罪が行われることを止めるためにはその国内法を破る義務を負っている」
彼はただの変人か、それとも思慮深い賢人か・・・意見は多いに分かれるでしょう。それを判断していただく材料として、本紙では以下、数回に分けてその全内容をお伝えします。
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