【福島事故記録】米国政府からCIA情報等の公開続く・・日本政府の秘密主義と対照的状況に
先日に公開された文書で、福島事故の対応へCIAの要員が参加していることが明らかになりましたが、その先の電話会議記録の分析で再び、CIA職員の動向が確認されました。
この職員は下記の通りCIAの中のWINPAC(武装不拡散軍備統制インテリジェンスセンター)に所属しています。
(''Who are you?'' 'I'm in the CIA, analytic part'' '' Oh, the CIA'' ''Yeah, the CIA'' だそうです。)
アメリカ連邦情報公開...
【福島事故記録】米国政府からCIA情報等の公開続く・・日本政府の秘密主義と対照的状況に
福島第1原発事故 米国政府に800ページ強のインテリジェンス機関レポート
アメリカ原子力規制委員会が、すでに公開済みの最高意思決定部の電話会議記録に加えて、本年になって新たな電話会議記録等を情報公開しました。
この電話会議記録は米国原子力規制委員会の中で福島事故対応の原子炉処理対応にあたったメンバー(Reactor Safty Team)らのものです。
すでに公開されていたNRC最高意思決定部の電話会議記録・3000ページ超も非常に有益な資料でしたが、それ以外にも通話記録の録音テープが存在したことが判明したのは、今回が初めてです。この記録の存在から...
福島第1原発事故 米国政府に800ページ強のインテリジェンス機関レポート
アメリカ諜報機関のトップシークレット・NSA誕生史「パズル・パレス」
1 音楽的なリズムのある美文で、ほとんどを公開文献と情報公開請求で得た資料によって構成した、NSA研究の先駆的な本です。文体は村上春樹さんの初期作品や、柴田元幸さんの翻訳で有名なポール・オースターに近いです。
2 内容は、アメリカにおける通信傍受・暗号解読の開始から、NSAまでを描いています。
たとえば、2章・「前奏曲」ではアメリカの通信傍受機関の父、ハーバート・オズボーン・ヤードリーの自伝と、アメリカ軍の公開資料・「米軍秘密部局編・歴史的背景」を元に、その誕生と活動を描きます。(後者...
アメリカ諜報機関のトップシークレット・NSA誕生史「パズル・パレス」