福島事故の近藤駿介・最悪シナリオ 1096本のみの溶融を計算 当初の政府発表が過小評価と判明
福島第一原発事故直後に、日本政府が行なったとされる最悪シナリオのシミュレーションで、1535本の燃料棒が溶融するとされていたところ、実は1096本の燃料が溶融した結果しか記述していないことが分かりました。これは政府・原子力委員会の計算から導きだされたもので、従来の政府発表では、有りうる被害をこれまで過小評価していたことになります。
この新たな計算は、現在進行中の東京地方裁判所における裁判手続きに、政府の原子力規制委員会の側から5月31日付けで提出されたものです。どういうことかというと、近藤...
福島事故の近藤駿介・最悪シナリオ 1096本のみの溶融を計算 当初の政府発表が過小評価と判明