タワレコ社長「アイドルはコントロールしやすいから個人アーティストより重視します」
2013年6月23日、タワーレコードの嶺脇育夫社長が外国特派員協会に招かれて、講演を行った。デジタル化が進む潮流の中で、CD販売という「アナログ産業」の代表とも言える人物が、今後の日本の音楽産業についてもつビジョンを表明した。また講演の中で、いわゆるAKB商法のほか、複雑に入り組んだ国内の権利関係や再販制度といった難しい問題点について嶺脇社長はどう語ったのだろう。
日本は音楽「CD」の売り上げで世界一位
最初に自己紹介から始めましょう。私は1988年にタワーレコード渋谷に入って、その...
タワレコ社長「アイドルはコントロールしやすいから個人アーティストより重視します」