アメリカのFISC(外国諜報特別裁判所)は、NSAによるメタデータの収集が合法であるということ承認を出しました。
複数の英語メディアが報じました。
この特別裁判所はスパイ機関の活動を監視するために、1978年にアメリカ連邦外国諜報監視法に基づいて特別に設けられたもので、その手続き等で通常の裁判所とは別系統になっています。
この承認について、国家情報長官府のスポークスマンによれば、この7年間で36件の電話情報収集活動について、15人のFISA裁判官は承認を出してきたということです。
現在、アメリカ国内では連邦地裁一つが、NSAによる大規模な通信傍受活動を合憲と判断しており、一方でコロンビア区巡回地方裁判所では違憲の疑いがあるとして、見解が分かれており、連邦最高裁の判断が待たれています。
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