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SIMカードの脆弱性が2008年以降放置 NSAの侵入が容易に

2013年12月30日13時59分
カテゴリ:外信

SIMカードの脆弱性が2008年以降放置 NSAの侵入が容易に

SIMカードの脆弱性に対するパッチを、世界各地の携帯キャリアが施さなかったためにNSAの通信傍受が容易になっていた可能性が指摘されました。12月27日付けのロイター通信の報道によりますと、ドイツの研究者、カールシュテン・ノール氏がカオス・コミュニケーション・コングレスで発表したそうです。この集まりはヨーロッパ最大のセキュリティとプライバシー、ハッキングに関するイベントです。


その発表によりますと、2008年にはパッチが可能であったSIMのA5/1.という規格の問題点に対していずれのキャリアもその弱点を防ぐ措置を怠っていたそうです。

もっともそれは各国当局の圧力で意図的に行なったのではなく、どこの会社もセキュリティよりもスピードやカバー範囲を追求したために、ガードがおろそかになっていたのではないかとノール氏は述べています。


なお、日本語でこのニュースを伝えているのは、夏井高人先生の記事が先で、弊社はそれを見てからこっちにたどり着いています。


研究者の方に負けてるメディアってなんだそれと思われるかもしれませんが、事実でかつニュース価値があるのでお伝えします。


 

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