スノーデンさんが暴露した、大規模な通信傍受プログラムで有名になった米国の通信傍受機関、NSAが採用とそのための人物調査の目的で高校生職場体験実習プログラムとか大学生向けインターンを活用しているそうです。サロン・ドットコムが伝えました。
それによると、大学のGPAで3.0以上(日本だと平均で良以上など)が最低ランクで、作家やジャーナリズム志望、または映画、テレビ局、3Dアニメの人材が対象だそうです。またプログラムの報酬は「かなり魅力的な額」です。遠方に住んでいるばあいにはNSA本部のあるフォートミード近くに、格安で住居の提供も受けられるといいます。
ただ、これに参加するためにはかなり広範なプライバシー調査を受ける必要があり、生い立ち、思想、交友関係などを明らかにする必要があるといいます。
最少での参加可能年齢は15才で、週に20時間から32時間の間「データ収集」の仕事に就くそうです。その内容は「信じられないくらい刺激的で、私は地球中からのリアルな情報へアクセスすることが出来たんです」と、高校生時代にNSAで働いた人は大手就職サイトジョブ・インディードの投稿ページで伝えています。リンクを見ると非常に高い評価がついているようですが、インターネット上の情報コントロール力で最強のNSAについての情報なのでどこまで信用していいのかはわかりません。
なお、Job Indeed には日本語版もあり、じつは弊社もリクルートで使用したことがあります。こちらも各国の政府機関が人材採用に使用しているかどうかは不明です。
(ちなみに2014/07/08現在、Jobindeedで探してみたらNSAとともにアメリカ海軍もインテリジェンス・オフィサーを公募中でした。)
【編集長 江藤貴紀】
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