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NSAとアメリカ金融の密接な関係

2013年9月17日02時03分

NSAとアメリカ金融の密接な関係

米国財務省、NSA、ウォール街の密接な関係

上記シュピーゲル記事で特筆されてよいのは、米国財務省がNSAの傍受対象の選定に密接な参加をしていたことと、NSAの分析官と米国財務省の間では人事交流がなされていたことの指摘だ。ここで思い出されるべきことは、米国財務省の高官は、英国・米国系の投資銀行と同省を行き来するのが通常のキャリアであることだ上。 例えば、現財務長官のジェイコブ・ルー氏は2006年からシティ・グループ投資選択部門の最高執行責任者である。またブッシュ政権の第74代財務長官であったヘンリー・ポールソンもゴールドマンサックスのCEO出身であり、第73代財務長官、ジョン・スノー氏は退官後、サーベラス・マネジメント・インターナショナル社の会長に就任している。(いわゆる、政界と財界の「回転ドア」)


 


また、グラーボの報道によれば、NSAの経済スパイ情報は、米国の情報機関、外交官、ホワイトハウスのスタッフに届けられることが予定されている。また英国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドへもこれらの文書は閲覧されることが容認されていた模様。


 


 

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