NSAが経済分野でのスパイ活動を行っている報道が海外で相次いでいる。
まず、ブラジルの大手石油会社ペトロブラスを盗聴していたことを、9月8日にブラジルのテレビ局グラーボが、グレン・グリーンワルド記者のスノーデン氏から入手した資料を元に報道。このペトロブラス社は2台のスーパーコンピューターを有しており、海嘯油田についてのサンプル分析結果を保有していることから、「非常にスパイにとっては魅力的な標的である」という。この証拠は、その週にNSAがワシントンポスト紙に述べた「NSAは経済スパイを行わない」という言明に矛盾する内容との指摘をしている。
加えて、SWIFTという、世界各国の数千の銀行が国際送金に使用するネットワークが盗聴の対象になっていたことも報道。また既報ではあるがフランス外務省が傍受対象になっていたことも付け加えて述べている。
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