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 新薬が出た途端に、医師の診断が変化する傾向?

2013年10月2日09時13分

 新薬が出た途端に、医師の診断が変化する傾向?

研究や学問には、データの蓄積が不可欠

 研究や学問というのは結論さえあっていれば良いというものではありません。JMDCの研究が出した当初の仮説に反対した医師たちは、(医師らの見解自体は正しかったと現時点で本紙は考えておりますが)自らの結論の正しさをエビデンスで示すことは出来ませんでした。皮肉ではありますが、検証可能性と反駁可能性という、科学にとって不可欠な要素のためにはやはりデータの蓄積が必要であること、そして今回の議論の深まりには、その仮説を攻撃される側であったJMDCの蓄積したレセプトデータが決め手になったことは留意しておいてよいでしょう。


【文責 江藤貴紀】


 

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