海外の新聞は部数が少ない・・・そういう話を聞いたことはありませんか?
まず、ニューヨークタイムズも300万部ぐらいで産経新聞さんよりは多いけれど毎日新聞さんには負けてる(公称部数を参考)〜位のレベルです。読売・朝日さんとは3倍以上の差がついてます。いや、ええとガーディアン紙とか20万部〜30万部しか売ってなくて、日本だとその辺の地方紙レベルです。
じゃあ、何でこれらがいま世界のジャーナリズムでトップクラスかというとネットで世界中からアクセスを集める、英語メディアだからです。PVは一日3000万ぐらいだったと思いますが、政治家などが読んでいて各国の政策に与える影響がとても大きいので、存在感がある訳です。つまり紙じゃなくてネットで勝負しているんです。
つまり、これからの報道で良質である条件は①もちろん記事の質が高くて②ネットで国境を越えることが出来て③英語で世界中の読者に発信しているというのが条件な訳です。
逆に、中国の国営放送なんかは人口から言って非常に多くの人が観ているはずですが、私たちを含む外国人はマトモな報道と考えなくて、無視しますよね。
そういう訳で、弊社はネットメディアになっています。日本では紙でもテレビでもないというと取材先で微妙な顔をされることも多いのですが・・・私は自分の方針を信じています。そしてそれが、英語記事を始めた理由でもあります。
11月27日 追記: 大急ぎで注をつけさせていただきますが、書籍はまだぜんぜん現役だと思っております。良いところをあげればきりがないけれど、例えば効率性だけとってもインデックス別の流し読みなどは最高にしやすいです。
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