Menu
エコーニュースR(2015年5月〜)はこちら

金融庁への連絡 ホットリンク社について

2014年5月28日22時17分
カテゴリ:スタッフブログ

金融庁への連絡 ホットリンク社について

*以下はあくまで、ファクトに基づいた「可能性」であり、これが断定的な「ファクト」だというものではありません。


一 ホットリンク社はインターネット上のいわゆる「ビッグデータ」を扱い、そのなかでも2ちゃんねるデータの独占商用利用権を有していることをアナウンスしている企業である。( 参照 同社プレスリリース http://www.hottolink.co.jp/ir/business 及び同社の有価証券報告書 http://www.tse.or.jp/listing/new/b7gje6000003ygwm-att/12hottolink-1s.pdf )そして同社サービスの中には、2ちゃんねるとの契約などをいかしていち早くネット上での評判低下の兆しを察知する「炎上防止」サービスの「口コミ係長」が含まれるとされる。(参照 http://www.hottolink.co.jp/emining )


二 ところでこの3ヶ月以内のホットリンク社の社株式の変動は以下の通りで、激しい上下を繰り返している。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=3680.T&d=3m


三 同社に関して、「不公正取引に関する情報」の中の 「風説の流布」に当たりうる点が2つある。

1 同社は今年3月6日に2ちゃんねるのデータ取得に障害が生じたものの、復旧した旨を3月20日のプレスリリースで発表している。( http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1134449  ) 

 同社は昨年のワールドビジネスサテライトの放送において、2ちゃんねるの書き込みデータは5分おきに契約の相手方である東京プラス、未来検索ブラジルなどから送られてくるのを強みとして発表している。 (参照  https://echo-news.net/japan/2ch-data-on-gala-and-hottolink リンク先 画像1 )

 しかしながら、今年の3月に2ちゃんねる(2ch.net)の運営権を、従来の契約先である東京プラスと未来検索ブラジルが失い、現在はフィリピン法人のレースクイーンが運営することになった。そして、ホットリンク社の成瀬取締役にインタビューしたところによると、レースクイーンとの間でホットリンク社はデータ利用契約を結んでいない。すると、5分間おきの2ちゃんねるデータ取得が不可能であるのではないかという旨をホットリンク社へ改めて取材したが、回答は得られていない。

 もし、5分間おきのデータ取得がもはや不可能であるとすると、株式相場に大きな影響を与えるため、適時開示が必要な事項であると思われるが、同社は開示を行っていない。

 2 また「2ちゃんねるデータの独占商用利用権」で得られる情報とは何かについて、同社の成瀬取締役および広報部に電話とメールでお答えいただいたところによると、「一般ユーザーが見ることの出来る内容と同様である」ということであった。

 しかしながら、2ちゃんねるにはコピーしたサイト、いわゆる「まとめブログ」が存在している。つまりホットリンク以外も同社と全く同じように2ちゃんデータを利用している。これは、同社がブラジルと結んでいる「独占的商用利用」とバッティングするのではないかと、ホットリンク社へ尋ねたところ、ホットリンクの回答は「まとめブログは個人向け無償サービス」なので問題がないという回答を得た。

 しかし、2ちゃんねる(2ch.net)を今年2月19日まで運営していた未来検索ブラジルは東証一部上場のドワンゴ社ウェブサイト内で(https://secure.ch.nicovideo.jp/application/mediaplan/require)大手メディアプランと銘打ってまとめブログの開設を従来から斡旋している。それによると、70%はブロガーの取り分で残りが未来検索ブラジル社へのコミッションだ。加えて、まとめブログビジネスにはlivedoor、NAVER(http://matome.naver.jp)などの企業が参入している。それらについて「個人」の「無償」サービスと主張するのは無理がある。

 この情報も、同社の株式価格に大きな影響を与える筈であるが、弊社の取材まで全く明らかにされてこなかった。

 3 2ちゃんねるの運営管理権限を、未来検索ブラジルおよび東京プラスが失い、フィリピン法人のレースクイーンが奪取したのは、ホットリンク社代表取締役内山氏が4月2日にフェイスブックへ書き込むまで、明らかにされてこなかった。 ( 参照①報道 http://www.j-cast.com/2014/04/04201309.html ②内山氏フェイスブック投稿4月2日付https://www.facebook.com/koki.uchiyama/posts/10151950959717587)

 4 小括

 上記のような情報の開示を怠ったまま、自社に有利な内容の3月20日付のプレスリリースを行っていたとすると、一面的な情報から自社の将来業績の見通しを楽観的に発表していたことに他ならず、風説の流布に当たる可能性がある。


四 インサイダー取引の行われた可能性について

 1 同社代表取締役内山氏は今年2月19日に同社株式80000株(その後、株式分割)を市場外取引で売却したことが、3月3日付のプレスリリースでアナウンスされている。上記リンクのJ-CAST報道によればこれは金額に換算して、11億円相当である。(当時の市場価格は3000円ほどである。)しかし、上記「一の2及び3」の情報は当時、一般投資家の知り得ない情報であった。すると、内山氏は内部者情報を用いて有利な条件で自己の保有するホットリンク社株式を売却していた恐れがある。

 なお、その発表以降に、同社株式は大きく下落している(最安値で1400円台。現在2000円ほど)

 2 同社については、「2ちゃんねるデータを独占商用利用している」という旨が有価証券報告書で明らかになっていたものの、成瀬取締役の電話インタビューを今年5月9日に行い、弊社が同日に報道するまでは、そのデータを取得時期が明らかになっていなかった。(参照 https://echo-news.net/japan/what-hottlink-claims-exclusively-gets-from-2ch-is-only-what-anybody-can-read ) 以上の情報も、上場時に開示することの適切であった情報と考えられる。しかし、もし報道前にそれを知りながら株式を安値で買い取っていたものがおり、乱高下する市場の中で、報道後に高く売り抜けていた場合やはり内部者取引に該当する可能性がある。


追記 この「成長可能性に関する説明資料」と題されたファイルが、興味深い。

http://v4.eir-parts.net/v4Contents/View.aspx?cat=tdnet&sid=1111707




販売チャネルが載っているが、アマゾンからのデータも入手してる?とも読める。


 

人気記事ランキング
 

    まだデータがありません。

ページトップへ戻る