今年7月のファクタ報道以来、通信の秘密が十全に保障されていない韓国に、日本国内顧客の情報を含むデータセンターを置くことが、あらためて危険であると考えられています。
ところが、携帯電話・PHS、、Y-mobileから子会社のYahoo!JAPAN各種サービスまで保有するソフトバンク社が、韓国の釜山に2011年以降データセンターを設置しています。(表面上の理由は、コスト面での優位性と事業継続性の確保のため、ということです。)
しかしながら私見では、データを韓国情報機関に傍受されては安全性の面で論外であると思われるため、ソフトバンク社のいかなるデータを韓国に保管しているのかの質問を行ないました。
回答は以下の通りうけたまわったので、再質問をしてあります。
(2014/08/26 12:01), **(SB 広報室 関連事業広報グループ)- **- wrote:
> エコーニュース
> 編集長 江藤 様、
> 平素よりお世話になっております。
> ご連絡が遅くなりまして、誠に申し訳ありません。
> ご質問を頂戴しております件について、次のように回答いたします。
> 当該データセンターは、2011年の震災後、広域災害BCP対策において
> 増加したデータセンター需要に対応するため設立され、日本国内企業で
> 地理的冗長を検討する企業様向けにサービス提供を開始いたしました。
> なお、同データセンター内で運用している個別のデータの詳細については、
> 守秘義務により回答いたしかねます。
> ご希望に副えず誠に申し訳ありませんが、何卒ご了承いただきますよう
> お願いいたします。
> —————————————–
> *****
> ソフトバンク株式会社 広報室
> 関連事業広報グループ
> TEL:03-****
> —————————————–
ーーーーーーー以下、再質問
ソフトバンク *********さま
ご回答ありがとうございます。
>>同データセンター内で運用している個別のデータの詳細については、
>>守秘義務により回答いたしかねます。
とのことですが、これはどこに対する守秘義務でしょうか?
(御社のサービス内容についてのデータ保管である場合には、外部には、守秘義務の発生する余地が内容にも思えます)
またそもそもですが、韓国については通信の自由がないため、政府機関による傍受の危険性がございます。
そのことが顕在化した例として、FACTA7月号のLINE傍受報道をご参照ください http://facta.co.jp/article/201407039.html )
また以上のような、韓国内データセンターのセキュリティ上の危険性として指摘されている点を考えますと、そもそも顧客データを含めた広義の企業秘密を守り、もって顧客へ提供するサービス内容の安全に寄与するという秘密保持の趣旨を全うするためには、韓国内に御社の顧客データを保管されているかどうかを透明に開示する必要があると存じ上げます。
従いまして、ご多忙なところ恐縮ですが今一度ご返答のほど願い申し上げます。
江藤貴紀
まだデータがありません。