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新カテゴリ「レビュー・書評」の追加予定について

2013年12月7日02時04分
カテゴリ:スタッフブログ

新カテゴリ「レビュー・書評」の追加予定について

本などについての評論コーナーを、増設する予定が出ました。設立の理由は新しく起きたニュースだけでなく、過去にあった遺産だけれどネット上できちんと取り上げられていなくて次世代、未来への承継がきちんとされない恐れのある情報をきちんと伝達することと、(ともすればシリアスな話題ばかりになってしまう)ニュースに「軽さ」を足すためです。


基本的なポリシーは、やはり独自の価値が高い記事と主張できるかどうか、他のサイトと違う場面で読んでもらう価値があるかどうかという点になります。そのため、ネット登場以前の作品に視野が行くことが必然的に多くなると思います。


具体的にいうと、たとえばAmazonさんのレビューコーナーできちんと扱われていないけれどもっと注目されてもいいものを扱うと思います。(もっとも、レビューの数が多すぎてその中でよい情報にアクセスが難しそうだなと思ったりしたり、マーケティング上の思惑で不当な評価がついているんじゃないかこれは、というような内容のものについては扱う可能性があります。)それと、「通」が知っていて、非常に情報量の多いファンサイトがあるけれどその情報量が多すぎて初学者にとってはアクセスし難い状況になっていたりする場合にも、取り上げることを考慮します。


もちろんいくつか限定はあって、まず想定読者は、今のところ「首都圏に住む、その分野の専門からほど遠い日本語ネイティブ」です。なので日本語以外の言語で書かれたものや、アクセスの困難な海外のものは原則として、対象外です。そしてその人たちがいま首都圏でアクセス可能で、あと100年後にもアクセス可能だといいなと思われるものが対象です。地方や外国語を加えていくと、書き手の能力にも読み手の人のアクセスにも限界が来るので、全体のまとまりが悪くなるためです。


あと、ダメなものを叩くことにはいかず、いいと評価したものだけをあつかいます。この理由は、将来に残す価値がある話というのは「良いもの」のほうが多いということと、「叩く」話ならネットにあふれすぎていること、それに読んでいて疲れるだろうからです。今あるグルメガイドでいえば、食べログさんというより、ミシュランさん的な発想です。ただし惜しい部分については留保として書き記します。また対象は、書籍に限りません。どういうジャンルにするかも、切り口の幅はいくつか持たせます。


なお既存の「文化」や「学問・勉強」カテゴリとの違うのはどうなるかというと、「新しい話かどうか」と、そもそも一次情報かどうかという点になるかと思います。(文化のほうだとインタビューや、地方、外国語のものが入ります。また多少マニアックな場合もあります。あと学問・勉強だと新発見などを扱います。一方、こちらはすでにある町の風習やすでに出版済みの雑誌などであったりするわけです。文字通り「Reviewing」、「見直し」です。)


実験的にこの12月から(サイトが出来て4ヶ月ですが、カテゴリ的の幅でも実験性をさらに増やすために)開始する計画です。だけど、カテゴリとして有用性が低そうだと考えた場合、カテゴリ自体を消す可能性があります。その判断に際しては、一定の期間たとえば3ヶ月なり半年を目安にして、内容がそれでダメでサイト全体の価値をマイナスにしているかもしれないとしたら、サイトからデリートすると思います。もちろんそういう失敗はしたくないですが、失敗は何事にもつきものなので一定の覚悟は仕方ありません。


そしてその、ありそうな「失敗」には「取材するより楽だから」という(無意識も含む)理由で、傍から見て締まりのない記事を量産してしまうということも含まれます。


 

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