先日、【EU】 テロとの闘いと各国刑事法の整備状況という国立国会図書館HPにあげられた論考をもとにした分析記事を、外部の扶桑社運営ウェブサイト「ハーバー・ビジネス・オンライン」(以下、HBO)に寄稿させていただきました。手っ取り早く言うと、その論文内であげられたような法制が日本でも採用される可能性が高いという内容です。
HBOさんへ書かせていただく記事と当サイトの「棲み分け」として、以前に一次情報のニュースはエコーニュースで扱い、HBOでは既出のニュースを元に分析を書くという方針を述べさせていただきました。
論文の紹介は一次的なニュースと言えばニュースだし、二次的な分析とも言えるので、どちらで扱うかが難しいことが多いのですが今回この論文を発見したのは夏井高人氏の「サイバー法ブログ」で紹介されていたのがきっかけです。
サイバー法ブログはニュースではないですが、そのおかげで論文に気づいたので「うちのとったニュースとは違うよな」ということでHBOさんの「分析記事」枠で書かせていただきました。
いまは研究者の人のブログが非常にソース(や他のソースへの入り口)として価値が高いケースがとても増えており、商業ニュースサイトや紙の新聞などよりもよほど、時間を割いて見るプライオリティが自分には高いことが多いです。何というか、ご本人にその意図が皆無なのが明白であるのですが、もし市場価値で値段を付けるとしたら日経新聞の有料会員料金よりはよほど高いお金を出す価値があると思いますので、ポータルや普通のニュースサイトを見るくらいならこちらをブックマークに入れるのをおすすめします。
【江藤貴紀】
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