選挙報道に関しては、旗色を明確にした上で報道をします。
これは建前の「公正中立」ではなく「フェアプレイ」をするということです。
建前上の公正中立とは、不偏不党です。
しかし実際には、各候補、政党等の扱いの比重や評価で差をつけています(極端な例が産経〜東京新聞)
なので実際には「中立」とは違って各社それぞれに色があります。ご存知の通り。
しかし、「不偏不党」をうたっています。
これは、明治期の新聞研究によれば、自由民権運動などの政党活動ではなく「政府の御用新聞」を引き受けるという意味のニュアンスでした(この「御用」はネガティブな含みではなかったそうです。そもそも)
でも、実際には弊社のスタッフには、そして他の国のメディアにも「ポリシーや理念」はあるのです。(明治期の言論人もそうでした。例えば福沢諭吉の様に。)
むしろ、それでは自分の旗色を明確にした上で、堂々と意見を述べた方がフェアという結論に至りました。
従って、東京都知事選挙では、政策課題にかんして評価して、論評します。
これはつまり、割り引いてくれても結構だが、それでがっかりさせないだけの説得力ある意見を発信していくよう目指すということです。
でも、それじゃあ政党の機関紙と同じじゃないかと思われるかもしれません。しかしそれは明確に違っています。「機関誌」的なものはその政党(や宗教団体)とべったりなわけです。例外は稀にあるかもしれませんが、密接不可分でおおくは従属している立場です。
しかし弊社は、あくまで言論が先にきます。その考えの枠組みの中で、全部の政党・各種団体を評価していく訳です。
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