Menu
エコーニュースR(2015年5月〜)はこちら

アントニオ猪木、イラクでイスラム教徒に改宗

2013年8月5日20時16分

アントニオ猪木、イラクでイスラム教徒に改宗

2013年、参議院議員となって久しぶりに国政へ復帰したアントニオ猪木氏が、8月5日に外国特派員協会での記者会見でイスラム教徒への改宗の経緯等について語りました。


「湾岸戦争のときに、日本人を救出しに一人でイラクに直談判に行った。そこでサダムフセインと話をして、私がムスリムになるならば人質を解放してもよいといわれたんです。それで承諾すると、モスクには儀式の準備がしてあって生け贄の羊が二匹、首を切られました。そこで厳かに、私はムスリムになったんです。でも、今でもお酒は飲むし奥さんはたくさんいますけどね」


また、国際プロレス時代の師匠である力道山が北朝鮮出身者だったことが、日本政府からの自粛要請にも応じずに、北朝鮮を訪問した理由だったとも述べました。その上で、「拉致問題は問題提起しないようにしていた。友好関係が崩れてしまう」と拉致問題に対する見解を公開しました。


この発言部分、日本国内では、拉致被害者はどうなってもいいのかという批判を受けるかもしれません。ですが、拉致問題については外事警察がその存在を把握していたとも言われる反面、表立っては長らく取り上げられることがありませんでした。国内でも相当割合の政治家や政府高官が抱いている本音の一つかもしれません。


あと新日本プロレス時代になぜかリックフレアーなどを呼んで北朝鮮で興行、大幅な赤字で経営を傾かせたことも有名な話です。宗教やら共産主義やら、いろんな思想・心情の人たちと相性がいいですね。


【9月17日 追記 イスラムに改宗したこと自体は、既報ですが、改宗の儀式のディテイルについては本紙が初報道です。】


【取材 石井鉱人 文 石井鉱人、江藤貴紀】


 

人気記事ランキング
 

    まだデータがありません。

ページトップへ戻る