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世界各国のテレビ番組に隠れた、インテリジェンスの思惑とは

2013年11月17日11時03分

世界各国のテレビ番組に隠れた、インテリジェンスの思惑とは

本屋さんで売ってる「ラジオニュース」のCD


いきなりですが、報道機関の意図にも色々あります。それは、「なるべく客観的にフェアだろうなという情報」を流すことである場合もあれば、嘘じゃないけれどある方向に受け手を誘導することを強く意識している場合とか、完全に誤道を狙ったデマの場合も理屈としてあり得ます。例として詳しいのはWW2、第二次世界大戦のときに、ボイスオブアメリカ・VOA(書店で英語教材としてよく売られてる、あれです)が日本向けプロパガンダの意図で作られたというのがあります。いやー、中学時代に、うちの親が「ネイティブの英語勉強しろ」とかいって、Voice of Americaを熱心に買えと勧めてきたときには、私も親もそんなこと知りませんでしたけれど。くわしくはアメリカに詳しい、早稲田大学政治経済学部教授(一橋大学名誉教授)山本武利さんの「ブラック・プロパガンダ」(岩波書店)をご覧ください。


そもそも報道「機関」は組織なので複数人で構成されていて、少なくとも個人単位まで細分化できる各自の思惑があったりする訳ですが、ここでは論理を便宜のためにショートカットして、「機関の単一の意思」がある様に書いて行きます(ちょうど「日本の思惑は」とか「ロシアの意図は」とか、「NTTドコモの狙い」という書き方をするのと同じ様にです)。


やや古い話になって、なおかつネットからの情報で失礼しますが、サイバー法の専門家で明治大学の先生、夏井高人さんの話によるのですが、「シリア」がニューヨークタイムズとTwitterにサイバー攻撃をかけることを予告したというBBCの報道が伝えてられます。ここでさらりと夏井教授は「多重構造になっているかもしれない。」と書いてられます。


多義的な書き方ですが、攻撃対象がnewyork times とツイッターという、スノーデン事件で英国と米国に批判的な言論を出すことの多いメディアであることを考えると、イギリス政府によるNYTへの攻撃をシリア政権側のせいにしたという意味も読み取れます。つまり、架空かあるいは本当にあった(英国政府が内部から工作している可能性も含む)シリアからの攻撃を、英国公共放送のBBC(British Broad Casting)で、伝えているという見方です。


ちなみにですが、英語・報道メディアのウェブサイトを見ていて気になっっている一つ。それは、記事URLです。これは弊社が最近とりいれたように意味のある単語を打ち込むことも出来れば、それ以前の弊社の様に単なるナンバーにすることもできます。それで、なるべく内容を伝えたければ検索エンジンからも、リンクを張ってもらったときのURLの見栄えからも前者の方が賢い訳です。(ちなみに、この記事の第一パラグラフでVOAを、3通りにかき分けているのは、検索エンジンに見つけてもらうためです。)でも一部報道機関、例えばBBCは後者の単なる番号をふる仕分け方を(少なくとも外部向けには)しています。ちょっと、文字列として並べて、どちらの書き方が意味が伝わりやすいでしょうか。


obama.si


http://rt.com/usa/obama-healthcare-changes-law-725/wars/


http://www.bbc.co.uk/news/technology-23899140


ここで浮かんできたのは、ネット上でもなるべく見て欲しいと思っているメディアはURLを意味のある文字列にしているのに対して、一部の人にだけ見られたらいい(あるいは、語義矛盾のようですが「自分たちのレポートする内容を広めたくない」)メディアは、URLを単なるナンバーで書いているのではないかという仮説です。


 

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