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東京でレストラン向け見本市:グレープフルーツをそのまま出すジュース絞り機など展示

2014年2月21日07時02分

東京でレストラン向け見本市:グレープフルーツをそのまま出すジュース絞り機など展示

2月21日、東京ビッグサイトでレストラン・ホテル業界向けの見本市が開かれた。個人消費者ではなく主にB to B の業界関係者向けで、印象的なブースが数多く出展された。



まず人だかりが目立ったのが新開発の特許を取ったというジュース絞り機。これはグレープフルーツの皮を向かないまま上から穴をほがして中をかき混ぜてジュースにし、南国のココナッツジュースのような様子で飲むことの出来るマシンである(販売元・株式会社カジュッタ)。グレープフルーツのほかに、オレンジやパイナップルにも使用可能。


ただしパイナップルの楕円形のかたちよりは、刃のメカニズムの関係でまんまるにちかい柑橘類をジュースにするのに向いているということであった。また留意点として、刃の直径から勘案して直径88mm未満のサイズだとフルーツを刃が皮を突き破って手を怪我する原因となる可能性がある。


また、個人的に惹かれたのがネスレ社の「マッシュポテトバー」で、これはドリンクバーのようなインターフェースでマッシュポテトを自動的に出せるマシン。コップをおいてスイッチを押すと粉とお湯が別に出てくるが、カップの中ですぐにマッシュポテトになるマジックのような仕組みになっている。


すぐ溶かすために、芋にはドイツでとれた、ビンチェ種という海外の品種を使用しているという。これは国内で生産されるいもとくらべて、硬度があり、でんぷんがすぐにお湯に溶けるためとのことだった。


なお味付けに、クラムチャウダーやグレーヴィーソースも出すことが出来て、コーヒーメーカー状の横のボタンに付いている。世界的にみれば東南アジアでの販売が先行しているが、国内でもネットカフェから混雑時のネットカフェなどに需要がありセールスを拡大しているということだった。


なお、お湯に溶かせるポテトの「粉」のみも販売しているとのこと。だが、筆者の好みとしてはローストビーフから出るような味のグレーヴィーソースがマシンから出るのが秀逸な出来映えと感じられた。


その他、大手ではアサヒビールがビールを「下から」特性のコップに入れるマシンを提示。リリースは2012年からで、現在までで250台ぐらいとのこと。注ぎたてで400mlが無料というビールに惹かれてブースには非常な人だかりが出来ていた。



(下からLEDライトで照らし出される様子が売りで、夜だとよく分かるという。)


また食品メーカー以外にも、麺の茹で機や揚げ物のフライヤーなど多様な出展が見られた。


その中でCombi(本社・東京都台東区元浅草)系では、ファミレスや回転寿司などの外食施設向けに乳幼児をしっかり固定できる椅子を展示。(同社製品はネットでみると逆輸入品があるため、筆者は外資系と間違えていたが元来はアヒルさんのおまるなどを手がける日系企業である)価格は税込みで18900円。すでにかなり好調な売り上げで、韓国、中国などへも販売中とのこと。



なお、JTが近年よくとりあげられる分煙条例などの対策を無料でコンサルティングする、分煙のためのブースを出展していたが、今回のイベントではホール内が禁煙で入れず、文字通り火のないところに煙の立たないブースになっていた。


ほかにもギリシャからヨーグルトが20種類くらいの見本品が展示。今回が初の日本進出で、航空便で運んできたと言うことだった。なお、通訳のインドネシア・ジャワ島出身の方は日本国内の工学部系大学院修士2年ということだったが、来日して間もないにも関わらず年非常に語学堪能でお話も楽しかった。インドネシア船籍の船が水揚げする「カツオ」について丁寧にレクチャーをうけることもできた。


全体としてかなりのにぎわいを見せていたが、傾向として値段と量の張る試食コーナーに人だかりが出来ていたように思える。人の関心が何に向かうかがとてもわかりやすいイベントで、公私混同の誘惑に飲食業界関係者も悩まされ続け、ときどき誘惑に負けていたようである。


 

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