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朝日新聞 NSA・スノーデン事件で海外の報道を剽窃

2013年10月29日03時25分

朝日新聞 NSA・スノーデン事件で海外の報道を剽窃

「伝聞と直接取材は質が違う」という反論&「情報機関の取材は難しいから仕方ない」という意見へのへの弊社見解

 あと新聞社の記者の方(社名と人数は秘匿)から、「一般論だが情報機関の取材は難しい。そしてNSAは情報機関だから取材なので直接の確認に時間がかかったのではないか」という意見も頂戴しました。


 確かにこの点は一般論として的を射ていると思います。しかし今回は事例が特殊で、ガーディアン紙の初報は6月で、それから海外で大量に報道がされたのだから、10月28日に4ヶ月半かかってやっと直接の取材が出せたというのは、海外に支局や総局を置いている新聞社としては遅すぎではないでしょうか。


 弊社は直接の取材が出来ていない立場だから偉そうなことは言えないかもしれないけれど、やはりこの点でも海外の先行報道に敬意を払って注意深く、自社のスクープではないことを書くべきだと思います。


 また別の元新聞社関係者からは筆者に「反対の意見」として「海外メディアがこう報じたということと、実際に当事者にインタビューして得られた情報は、質的に全く異なる。むしろ、前者をもって、『分かった』とか『判明した』と言ってはならない。」(原文ママ。ただしカッコだけを筆者が二重かっこに訂正)というお話も頂きました。


 でも記者クラブメディアは、いわゆる「当局発表」のプレスリリースやリークなら事実としてアプリオリに発表することが多いです。例えば犯罪者の自供を、警察からの取材でこう言ったと断言します。そのときには本人への確認はありません。これとのバランスはとれていません


 

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