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アメリカNSA、定期刊行物のNSAニュースレターを2000年に廃刊

2014年1月21日01時35分

アメリカNSA、定期刊行物のNSAニュースレターを2000年に廃刊

NSA、アメリカ国家安全保障局が定期的に観光していたNSA NEWS LETTER の刊行を2000年にストップしていたことがNSAに対する本紙の情報公開請求で判りました。このニュースレターは、NSAで行なわれる各種行事や過去の任務内容等を職員、退職者やその家族等に伝えて士気を鼓舞する目的で作られていたものです。


その内容としてはクロスワードパズルから、かつてのNSAやその前身の活躍、たとえば日本の暗号機(redとpurple)の解析についての記事もあり、NSA研究者に取っての非常に貴重な情報源でした。


そして、グレン・グリーンワルド氏によるスノーデン事件のスクープ前に最高かつほぼ独占的にNSA関係の著作を記してきたJAMES BAMFORD 氏はこのNSAニュースレターが「機密保持資格」の審査を受けていない、人々、たとえば職員の家族等にも配布されていることを根拠にして情報公開請求で大量に入手、そして著書、例えば「パズル・パレス」のなかで重要な情報源として用いています。


しかしながら、この度残念ながらこのニュースレターは廃刊となりました。

これはバムフォード氏がこれまでにNSAに掛けてきたNSANへの開示請求が、NSAの秘密保持において重大な支障を来していることに当局が気づいたのではないかと本紙編集部では分析しています。


この分析の裏打ちをするため、これからちょうど「これまでNSAにかけられてきたNSAニュースレターへの情報公開請求のなかでNSAを対象としたものすべて」に情報公開請求をかけて、どれくらいたくさんNSAにNSANへの情報公開請求がきていたかを検証する予定です。


 

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