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【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART2【全文+補足資料】

2013年7月19日05時28分

【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART2【全文+補足資料】

スパイの世界に入ったのは、アメリカの正義を信じていたからです。

スノーデン: 探りを入れたかったからとかじゃないですね。僕はとても若いときから、スパイの世界というか、全体としての政府機構の中で働き出したんです。イラク戦争で米国が侵攻していった直後に僕は軍へ志願しました。


そのとき僕は私たちが正しいことと、当時やっていたことが間違いじゃないことを信じてました。そして海外で虐げられている人たちを解放するという私たちの目的が気高いものだとも信じていました。


でも僕がキャリアを積む間に、メディアの報道するニュースを見る一方で、大衆を操作するために僕たちが荷担しているマスメディアのプロパガンダとは違う、『本当の情報』を自分で剥き出して知るようになります。そして全体としての大衆を操作するというのは、アメリカ人だけを操作すると言うんじゃないんです。


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コリン・パウエル氏は米国の国務長官として、国連安全保障理事会でイラクに大量破壊兵器が存在するという報告をした。その結果、イラク戦争に踏み切ったが、後にこの報告は誤りと判明した 画像出典:http://satehate.exblog.jp/19252333/)


ある種の世界観、先入観を世界中の人たちに植え付けると言うことです。僕は自分自身が元々その被害者だったわけです。アメリカというのは基本的にいい国です。良い価値観に従って、良いことをしたいと思っている良い人々の国です。


でも『権力の作り出す構造』がその中にはあって、それが自分の手の届く範囲を拡げるという勝手な目的のために、民衆の自由は犠牲になっています。


 

参考の一冊
 
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