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【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

2013年10月20日21時38分

【新訳】エドワード・スノーデン氏 ガーディアン紙 インタビュー PART1【全文+補足資料】

どんな情報でも目にすることができました

でも、今ではどんどんと国内を対象に監視活動が行われていて、アメリカのスパイ機関、特にNSAはありとあらゆる人間のコミュニケーションをターゲットにしています。情報は・・・全部とりだすというのがNSAの行動原理なんです。システムによってそれを取りだして、それをフィルタリングして、分析にかけ、その内容を図ってから一定のあいだ蓄積する。


なんでそうするかというと、それが一番簡単で、目的を達成するためにも最も効果的で、旨みのあるやり方だからです。つまり、彼らが外国政府と関係のある人物や、テロと関係があると目星をつけた人物を標的にしているとしても、その目的のために、あなたのコミュニケーションも情報収集しているんです。


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(英国GCHQのテンポラは米国NSAと協同で運用されている。海底の光ケーブルを傍受してデータを蓄積する仕組み 出典:Wikipedia)


あらゆる情報分析担当者は、あらゆる時点の、あらゆる人物を、あらゆる方法で選んで、どの場所でも情報でも、そのターゲットに出来ます。これらの情報伝達が吸い上げられる場所は、検出網の仕組みと、分析担当者が与えられている権限次第です。分析担当者がみんな、あらゆる情報を収集することが出来るというわけじゃありません。


だけど僕は・・・自分のオフィスに座っているとき、まちがいなく、ありとあらゆる人物のやりとりを盗聴して、内容を覗くことが出来た。それはあなたや、君の税理士や、連邦政府の裁判官からアメリカの大統領に至るまで、個人的なEメールを使っている相手ならばね。


 

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