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【全文】元CIAエドワード・スノーデン氏、モスクワ空港記者会見(3/3)

2013年10月28日00時35分

【全文】元CIAエドワード・スノーデン氏、モスクワ空港記者会見(3/3)

政府からの起訴は政治的思惑によるもの

ーーアメリカ政府から訴追されたのはどうしてと思いますか?簡潔にお願いします。


スノーデン「アメリカ合衆国政府の政治的な方針と考え方に対して反対の意見を述べる例の一つとなったからだと思います。自分たちの利益に反する内容を、人々が率直に話そうとすることを彼らは嫌います。これは明らかに、政治的な考慮の働いた刑事訴追です。」


通訳:もう一つご質問をお願いします。そちらの方、よろしいでしょうか?


ーーちょうど私がこちらへ来ているとき、アメリカ大使館から三回目の電話がかかってきました。それによるとマクファウル中露大使は、あなたは内部告発者などではなく、人権の擁護者でもあり得ないと考えていることを伝えたいということでした。そして、あなたは法を破ったのだからその罰を受けるべきだということです。

 私は別に公的なメッセンジャーをやりたいのでこれを述べるわけではありませんが、しかし、その驚くべき電話があったことについてあなたにお伝えするのは私がいちばん最初になるのではないかと私は思っています。よろしければ・・・・(聞き取り不能)・・・・ともかく、あなたは公式にロシアへ亡命申請をなさるのですね。


スノーデン「そのつもりです。」


ーーではあなたな、ここにいる人々に現時点で何を望んでいらっしゃいますか?これらの団体へ、ロシア政府の援助を働きかけるようにしてもらいたいのでしょうか?


スノーデン「ええ。その属している組織の力や関心の範囲内で行動するのは、誰にとっても妥当なことです。しかし私がはっきりさせておきたいのは、私が内部告発者であるかということに関しては55%のアメリカ人は世論調査で、政府とは異なった見解だということです。そうであるなら、外国政府はアメリカ政府ではなく、アメリカ市民の考えに従って行動するべきだということになります。アメリカ政府のおかれた状態は、現在そのようなものです。」


通訳: 少々お待ちください。そろそろおしまいに使用かと思います。それと、そこにおられる方に写真を控えるようお願いをしていただければと思います。もう一つ、ご質問をどうぞ。


 

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