Menu
エコーニュースR(2015年5月〜)はこちら

【全文】元CIA職員スノーデン氏、モスクワ空港トランジットエリア記者会見(1)

2013年10月1日19時07分

【全文】元CIA職員スノーデン氏、モスクワ空港トランジットエリア記者会見(1)

法と道徳が実現されるためには、透明なプロセスが必要

これらの決定は、正義という観念の最も根本的な部分を蝕むものです。法が実現されるためには、その過程が監視されている必要があります。道徳に反する行為を、秘密裏に作られた法律により、道徳にかなうものであるということなど、出来ないのです。


わたしは、1945年のニュルンベルク裁判で出された次の原則が正しいと信じています。’’個人は、その所属する国の法を遵守する義務を超えた、国際的な義務を有する。従って、個々の人間は、人道と平和を脅かす犯罪が行われることを止めるためにはその国内法を破る義務を負っている’’(太字部、エコーニューススタッフ)


従って、ぼくは自らの正しいと思うところを行い、誤りであることを正すための戦いを始めたのです。わたしは自らの富を欲したわけではありません。ぼくは米国の秘密をどこかに売ろうとした訳でもありません。


ぼくは自らの安全を守るためにどこかの外国政府と手を組んだわけでもありません。その代わりに、ぼくは自らの知っていることを公衆の目にさらして、わたしたち皆が白日の下に議論をすることが出来るようにして、世界に正義を求めたのです。


 

人気記事ランキング
 

    まだデータがありません。

ページトップへ戻る