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【補足記事】アメリカ政府NRC最高幹部・電話会議議事録について

2013年11月22日10時32分

【補足記事】アメリカ政府NRC最高幹部・電話会議議事録について

日本政府にない福島第1事故の議事録、米国が保有 アメリカ情報公開法で公開(リンクへはここをクリックしてください)」について「単なるメモで議事録と呼べない」という批判をいただいたきました。

なので、そういう見方もあり得るとした上で、要約前の電話会議記録をだすことにします。(元記事は、この電話会議議記録の要約バージョンとしてNRCが持っているものなのです。)なお、アメリカNRCは3月11日以降、毎日数百ページずつのボリュームで電話会議記録を作成しており、3000だか3600ページだかになります。

なお、要約前のバージョンには大まかにしか各情報の入手・意見交換の時間が記されていないのに対して、要約された「議事録」は秒単位での経緯が記されている点で重要な史料価値を持っていると思います。


ちなみに電話会議記録が存在すること自体は、たしかAPとかワシントン・ポストがとても早い段階で報じていて海外で既報です。(11月25日注:国内でも出てました)しかし、わたしたち日本人目線だと、新しい着眼点が見つかります。


たとえば、Mr. Condo と呼ばれる人物がこの3月12日時点で’wind direction’,「風向き」に触れていて、同心円ではない放射能汚染を考えていることがわかります。(ここの論点は、勘のいい読者の方はお気づきでしょうが、別記事で補充します)



(全文を見るには、こちらのリンクをクリックしてください。)


12月3日追記 以下、 他の日の分のリンクで「日々雑感」さんから引っ張ってきました。多謝。去年の夏ころまで弊社にもあったんですが、実はもろもろの事情でデータが飛んでおったのです。


http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A099.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A100.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A105.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A106.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A107.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A108.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A109.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A114.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A110.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A111.pdf

http://pbadupws.nrc.gov/docs/ML1205/ML12052A101.pdf


なお、この直後の記述で、NISA(原子力安全・保安院)以外の日本側規制当局のトップとは既に連絡が取れているという記載があるのと、会議の参加者がNRC幹部および米国エネルギー省の幹部であることからすると、おそらくCondoさんが日本政府で地位の高い方、つまり近藤駿介原子力委員会委員長だと理解して問題ないと思います。


では電話会議の要約前バージョンはどういうものか、以下は翌、3月13日の電話会議議事録ですが、参考にご覧ください。要約バージョンと切り離してある理由は、ボリュームが過度に大きくて記事バランスが大きく崩れるからです。(なのでどちらかというと要約してあるバージョンの方を読むことをお勧めしますが・・・)

*要約バージョンには、電話会議以外からの情報も含まれている可能性もありますが、現在ではまだ判断できません。両方とも不開示の部分が多いので、秘密指定の解除を待つか、あるいは現時点で入手可能な資料による丁寧な検討が必要です。(11月25日追記)


電話会議開始

ミスター・ウエーバー:こんにちは、議長

ヤッコ議長:こんにちは、マイク、調子はどう?

ミスター・ウエーバー:こちら良好、そちらは?

ヤッコ議長:良好だ。みんな、うまく聞こえているかい?

ミスター・ウエーバー:マージーか簡単に経緯を説明してくれた。ビルはまだだし、スコットは部屋から出てくるところで、まだ来ていない。

ヤッコ議長:了解。マージーはいる?

ミスター・ウエーバー:マージーはNISAの連絡先を調べに行っています。

ヤッコ議長:了解。それではなるべく早く取り掛かろう。それを●●●●(不開示 理由6)に送ってくれ。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:情報は持っている?

男性参加者:持っています。

ミスター・ウエーバー:持っています。

男性参加者:了解。それでは彼らに連絡しよう。それから、この電話をナカムラにつなげますか?

ミスター・ウエーバー:スコット、どう?

ミスター・バーネル:そのことはわかりません。(聞き取り不能)

男性参加者:その情報は(聞き取り不能)から得ていません。

ミスター・ウエーバー:マージーから確認を取りましょう。

ヤッコ議長:私はあまりこの電話でせっつきたくないのだ。多分、DOEよりNISAを主なコンタクトとした方が、安心できる。

ミスター・ウエーバー:同感です。

ヤッコ議長:マージーが戻ってきたら掛けなおしてくれないか?

ミスター・ウエーバー:彼女はまだセンターにいて、カークに電話して、NISAの連絡先を見つけて、進めたがっています。

ヤッコ議長:了解。彼女が戻ってきたら、この電話に加えてくれ。

ミスター・ウエーバー:了解。議長、今、そうしようとしているところです。

ヤッコ議長:了解。

ミスター・ウエーバー:有益な電話会議でしたか。

ヤッコ議長:イエスアンドノーだ。

ミスター・ウエーバー:やれやれ。彼女はこちらにむかっているそうです。議長。

ヤッコ議長:了解。

ミスター・ウエーバー:議長がナカムラについて君に聞きたかったのは、君が電話して、議長はナカムラと話したかどうかということだ。

ヤッコ議長:やあ、マージー。ナカムラをつかったらどうなんだ。

ミズ・ドーン:ちょっと待って。(聞き取り不能)私は彼の専門的助言を得たいのです。ですので、ナカムラについてどう思われますか?いい案だと思います?なぜならあまりハイレベルの人を使うと、返答は得られますが、技術的に十分なものではないものになります。そう思いませんか?

ヤッコ議長:新しい人はテラサカかね?

ミズ・ドーン:(オフマイクでカークと会話中。聞き取り不能)ちょっと待って。

ヤッコ議長:マージー。

ミズ・ドーン:はい、議長。

ヤッコ議長:それで?イエス?

ミズ・ドーン:カークとの電話を終わらせて構いませんか?アるいはカークに電話させて、カークとお話されますか?

ヤッコ議長:そうだ。彼を電話会議に加えてくれ。

ミズ・ドーン:了解。カーク、(聞き取り不能)に電話して電話会議に入って。

男性参加者:301-・・・

ミズ・ドーン:番号分かる?301-86・・・

男性参加者」816・・

ミズ・ドーン:816・・

男性参加者:51(聞き取り不能)

ヤッコ議長:それでは当面の間、声明文を検討して、NRCの立場を反映するものにする作業をしよう。

ミスター・ウエーバー:どの声明ですか?

男性参加者:議長が書いたメモを送ります。

ヤッコ議長:ホリーはいる?

男性参加者:いいえ。べス・へイデンなら。べスはこの電話をずっと聞いています。

ヤッコ議長:了解。

男性参加者:我々が声明文を入手するのは・・・

ヤッコ議長:やあ、べス。

男性参加者:●●●●(不開示 理由6)

男性参加者:我々が声明文を入手するのは・・・

ミズ・ヘイデン:DOEです。彼らはこれを変更しています。前に議長に送りましたが、議長が誰かに送りたいなら、送ります。

男性参加者:議長はそれを読んで、もっとNRCの立場を反映するものにしたいとおっしゃっている。

ヤッコ議長:自分たちで声明文の草案を書いて、出せるようにしてみよう。この電話の終了時に、ホワイトハウスとNRCで共同声明文もしくは同時に別の声明文を出す、といったようなことが出来るかもしれない。それが私の望みだ。

女性参加者:了解。(聞き取り不能)声明文の草案?

ヤッコ議長:そうだ。

女性参加者:了解。

男性参加者:この電話を聞いていて、あなたたちが考えていることは分かりました。

ミズ・ドーン:確認しましょう。これは(聞き取り不能)

ヤッコ議長:すまない。接続が悪い。ゆっくり話してもらえないだろうか。

ミズ・ドーン:わかりました。すみません。彼はただ(聞き取り不能)避難に関する指針、もしくは提案に関することについてだけでしょうか。

ヤッコ議長:そうだと思う。それが焦点だと思うんだが・・・思うにその点に関して話してゆくべきと思うのだが。君が送ってくれたこれらの話すべき点は私が彼に話すべきものなのか、彼が大衆に話すべき点なのかがはっきりしないんだ。

交換手:オフィサー・カーク・フォージーが電話会議に参加。

ヤッコ議長:だから、大衆に話すべきことが、これらの話すべきポイントであるというのであれば、結構だ。これらをリリースにしてくれれば、完璧だ。

ミズ・ドーン:了解。これらを大衆向けのものとは考えていませんでした。何故なら、話し合いを持つと思っていたからです。しかし、大衆向けのポイントという点から考えて見ましょう。技術部門の人間の考えを聞きたいと思います。


(以下 3ページ不開示 理由5)


ヤッコ議長:正しい。

男性参加者:了解。

交換手:カークが電話会議に参加。

ヤッコ議長:了解。やあ、カーク。

ミスター・フォージー:こんにちは、議長。

ヤッコ議長:それで、トニーが行った時に彼の相手となる、彼とNISAとの良い連絡相手を見つける事に関して議論していて、米国政府はハイレベルの相手が見つかるように喜んでプッシュすると言ってくれている。

ミスター・フォージー:了解。

ヤッコ議長:それで、その相手について、君のほうで誰か推薦できる人はいるかね?

ミスター・フォージー:はい。思うに●●●●(不開示 理由6)はどうかと。彼は2、3日前に実際に米国にいました。彼は●●●●(不開示 理由6)であり、聞いた話ですが、IAEAに情報を提供しているとのことです。

ヤッコ議長:了解。それは彼らが求めているものではない。

ミスター・フォージー:ああ、そうですか。

ヤッコ議長:彼らは現場にいて、活動の中心にいるハイレベルの人物を求めているのだ。

ミズ・ドーン:多分、実働部隊にいる人では?議長、そう言っていませんでしたか?

ヤッコ議長:何?

ミズ・ドーン:実働部隊にいる人では?そう言っていませんでしたか?

ヤッコ議長:そうだ。悪いんだが、実働部隊についてはよく知らないんだが。

ミズ・ドーン:えーと、名前を得ることが出来るのは・・

男性参加者:NISA

ミズ・ドーン:まず、JNESの担当者から、実働部隊にいる人の名前を教えてくれるように出来ませんか?

ヤッコ議長:●●●●(不開示 理由6)はどうなのかね?

ミズ・ドーン:良いと思います。●●●●(不開示 理由6)彼はハイレベルですし。彼は実務部隊の一員でないことが気になっていますか?


(不開示 理由5)


もし、又、コンタクト相手に連絡して、再び、こころに止めておいて欲しいのですが、これは米国政府のハイレベルが●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●(不開示 理由5)名前を求めていて、同時に彼の・・これらは日本人がノーであるなら、必ずしも心配する必要がないことで、出来ない話です。だから、名前を一刻も早く見つけましょう。

男性参加者:了解。現在のところ、●●●●(不開示 理由6)あなたは副長官について話しているとおもうのですが、彼は現在、NISAのスポークスパーソンです。彼がTVに見る人です。

ヤッコ議長:了解。それはよいことを知った。では何が出来るか見てみよう。そうだな、やってみよう、出来るだけ迅速に。一番よい点は、多分、彼と連絡をつけているという点で、トニーは彼がいるところに言って、説明してもらうようにしよう。みんな、どう思う?

男性参加者:マージー?

ミズ・ドーン:良いと思います。


一番よい点は、


(不開示 理由5)


ヤッコ議長:分かった。この時点では彼らに名前を残して、彼らのほうで努力して貰おう。それで、彼らが、●●●●(不開示 理由6)以外の誰かを言ってくるかもしれない。

ミズ・ドーン:了解。唯一、残ったことは、ロジスティカルには、カーク、●●●●(不開示 理由6)はどこに?どこで、彼は見つかるの?

ミスター・フォージー:彼は東京にいます。

ミズ・ドーン:彼は東京にいる。了解。それも又、問題ね。彼は青森に今日中に入るとなると、今日、彼を捕まえることは出来ない。

ヤッコ議長:オーケィ。そうすると、彼は東京には飛行機で飛んでゆかないのかね。

ミズ・ドーン:彼は飛んでゆきません。彼は、カーク、どの町だったかしら?

ミスター・フォージー:トニーは三沢空軍基地に飛んでいます。ジム・トラップが実際に東京に行きます。

ヤッコ議長:了解。そうなると、我々の戦略としては、東京にいる人々は東京のNISAと一緒になり、トニーには影響のある地域の近くの空軍基地と一緒にやってもらおう。

ミズ・ドーン:24時間前に聞いた計画では、それは400マイルです。大惨事になっているので、重大な地域には輸送があり、復旧チームがその飛行機に乗っています。

ヤッコ議長:了解。

男性参加者:米国の大惨事復旧チーム?

ミズ・ドーン:そうです。

ヤッコ議長:了解。君たち皆から、一刻もはやく、どうするべきなのかを聞きたい。

男性参加者:了解。

ミズ・ドーン:了解。

ヤッコ議長:トニーが行くべき場所について。

ミズ・ドーン:トニーに行って欲しい場所について。

男性参加者:それと誰と一緒に仕事するべきかについてですね。

ヤッコ議長:そうだ。誰と一緒に仕事するべきかについて。

男性参加者:了解。

ヤッコ議長:従って、大至急、E-メールで送って欲しい。同時に●●●●(不開示 理由6)にも同じものを送って、私にCCして欲しい。

ミズ・ドーン:了解。 二つの別の名前になるかもしれない。ひとつは・・・、●●●●(不開示 理由6)は後でジム・トラップと一緒に、それからトニーの為に違う名前を入手しましょう。

ヤッコ議長:完璧だ。良いと思う。

ミズ・ドーン:もし、名前を入手できなければ、実働部隊と一緒に行きましょう。カークと放して何か貰います。

ヤッコ議長:了解。

男性参加者:了解。他に何か、議長?

ヤッコ議長:ノーだ。プレス・リリースをちゃんとすることを留意して欲しい。ついに大衆に対して発表することが出来るということは良いことだと思う。

男性参加者:了解。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう。それではしばらく電話からはなれる。

男性参加者:了解。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう。

男性参加者:ありがとうございました。

男性参加者:カーク、まだそこにいる?

ミスター・フォージー:いる。

男性参加者:了解。

ミズ・ドーン:オーケィ、それで・・・

男性参加者:USAIDはチームでチームとしての仕事をする予定だ。彼はチームと一緒に行動して、連絡窓口になる予定だ。それがいまも可能なアプローチじゃないのか?

ミズ・ドーン:それが必要な理由は、彼らは現場にいて活動して、何が起こっているのかを知る必要があるから。

男性参加者:そうだ。それがもっとも・・しかし、連絡窓口としての役割を果たすために、情報を持っている人間とコンタクトをもつことになる。

ミズ・ドーン:そう、だけど、多分、彼とではなく。

男性参加者:まあ、そのことはなんとかする必要がある。

(複数の発言者)

男性参加者:USAIDと誰が接触するか確かめる・・・

男性参加者:日本でどのように活動するのかわからないのだが。一旦、到着したら、バラバラになる。私はトニーにどっかの格納庫に座っていて欲しくない。

ミズ・ドーン:違う、違う、違うーーーーー。トニー。彼らはバラバラにならない。

男性参加者:ヘリコプターに戻って・・・

ミズ・ドーン:カーク、電話会議に加わっている?

ミスター・フォージー:ここにまだいます。

ミズ・ドーン:オーケィ。エリックから聞いたんだけど、(聞き取り不能)の中では、何か得られるかもしれない。エリックが言うには、彼は連絡窓口として、AIDチームの仕事をする必要があると。

男性参加者:三沢空軍基地に飛んでいって。

ミズ・ドーン:三沢空軍基地に飛んでいって、彼らと一緒にいる。そうでしょ?

ミスター・フォージー:その通り。

男性参加者:彼らがどこに派遣されるか知っています?

ミズ・ドーン:ほら、ここ、(聞き取り不能)。USAID、これはジム・トラップ。USAIDは、(聞き取り不能)。ジム・トラップは日本に行き、日本のDARTチーム(聞き取り不能)。彼は日本大使館と(聞き取り不能)25の出発(聞き取り不能)

男性参加者:なんてこった。それはまるで・・・

ミズ・ドーン:カークがちゃんと(聞き取り不能)彼らは彼と一緒になって大惨事復旧チームのDARTチームと一緒に・・・

男性参加者:ジム・トラップ?

ミズ・ドーン:ジム・トラップ。

ミスター・フォージー:ちょっと待って。あなたが読んでいるそのEメール、いつ来たもの?

ミズ・ドーン:今朝だけど、変更あったの?

ミスター・フォージー:最新情報では、ジムはその地域に着く予定で、誰かがピックアップして、東京の米国大使館に連れてゆく予定のようだ。

ミズ・ドーン:それで確実に大使館に滞在する予定?

ミスター・フォージー:その通り。

ミズ・ドーン:ということは・・・

(複数の発言者)

ミズ・ドーン:午前8時44分以降、彼は大使館にとどまることになるわけですね。

ミスター・フォージー:その通り。

ミズ・ドーン:了解。それでは、今、どんなことになっているのか見てみましょう。(聞き取り不能)。そえではマジー トニー ダダダダダダダ・・・オーケィ、彼は、彼のチームでの役割は状況判断だと言っています。彼は状態の評価判断(聞き取り不能)、NRCに関連したノウハウを提供します。彼は飛行機で線量測定の人々に会う予定です。それから三沢に行き・・・

男性参加者:わからないのは、彼はどうやって(聞き取り不能)とアクセスするのか?

男性参加者:評価するためには情報にアクセスする必要がある。

ミズ・ドーン:オーケィ、我々は彼にコンタクトしてもらい・・・

男性参加者:それが我々に必要なコンタクト先だ。

男性参加者:多分、議長にプッシュしてもらって、トニーが連絡窓口になってもらう人が誰がつかむことになる。

ミズ・ドーン:理解しました。理解しました。彼は議長がいったように●●●●●●●●(不開示 理由5)彼には出来ない。彼には出来ない。彼は大惨事チームと一緒にいなければならないように私には思える。

男性参加者:それではわれわれはこれを(聞き取り不能)

ミズ・ドーン:大惨事チーム(聞き取り不能)

ミスター・フォージー:ちょっと質問したいのですが。

ミズ・ドーン:はい。

男性参加者:どうぞ。

ミスター・フォージー:私の理解するところでは、議長が望まれているのは、彼はNISAに手紙を書いて、現在起こっていることの状況を知るために我々はジム・トラップ或いは、他の誰か●●●●●●●●(不開示 理由5、6)をそこに置きたいということだ。

ミズ・ドーン:オーケィ、カークはだめ。あなたはNISAには行かない。彼らは非常に高いレベルに行くことになる。

ミスター・フォージー:オーケィ、私は・・・

ミズ・ドーン:例えば副国務長官とか・・・

男性参加者:そう。我々はあなたの専門的な立場からの提案を期待している。

ミズ・ドーン:或いは大使で、そこに行って、これらのNRCの専門家の活動を認めさせ・・・我々は彼にコンタクトを取ってもらって・・・

ミスター・フォージー:了解。良いと思う。非常に高いレベルでうれしい。自分の意見を言わせて貰えば、誰か日本語を話さない人、常に日本語を話し、読める影の誰かを必要。

ミズ・ドーン:同意見。

ミスター・フォージー:というのも・・

ミズ・ドーン:同意見。

ミスター・フォージー:(聞き取り不能)

ミズ・ドーン:同じ意見です。はじめから、あなたにも言ったように、誰か(聞き取り不能)現時点では、自分たちが選ぶのは・・・

男性参加者:この状況でいちばん良い選択をすべき。

ミズ・ドーン:そうです。

ミスター・フォージー:たしかに。

ミズ・ドーン:言うべきなのはアクセスです。彼らは何を言うのも自由だけど、我々はそれがどんなものか理解する必要があります。その為には名前が必要となります。

男性参加者:多くの情報を得るためにNISA内部で我々が話しが出来る誰か。

男性参加者:(聞き取り不能)である必要はない。

ミズ・ドーン:それではジム・トラップは大使館に留まる必要があると思う。何故ならNISAがあり、コンタクトを取るのは・・・

男性参加者:(聞き取り不能)

ミズ・ドーン:はい。(聞き取り不能)

男性参加者:●●●●●●●●(不開示 理由6)

ミズ・ドーン:●●●●●●●●(不開示 理由6)

男性参加者:●●●●●●●●(不開示 理由6)はい。

男性参加者:彼は(聞き取り不能)の前に立ってテレビに映っている。

ミズ・ドーン:オーケィ。了解。

男性参加者:それを言いたかった。その人は、彼らに・・・

男性参加者:(聞き取り不能)

男性参加者:彼じゃない。

男性参加者:誰か(聞き取り不能)

ミズ・ドーン:オーケィ

男性参加者:うまくいくと思うよ。

ミズ・ドーン:そうね。ではトニーの件はどうする?彼にどうしてもらう?(聞き取り不能)

男性参加者:大使館を通して案を出したらどうだろうか?

ミズ・ドーン:大使館(聞き取り不能)

男性参加者:違う、違うーーー・彼らがジムを必要としているのなら、(聞き取り不能)その男とコンタクトを取って、ねえ、もう一人違う男がこの国の北でUSAIDチームと一緒だと言えばいい。どうやって彼と話せばいい?

ミズ・ドーン:(聞き取り不能)まったく同意見です。しなくてはならないのは、そこに行って、指針を貰い、調べて、合意すること。

男性参加者:提案していい?君たち、電話口から離れて、この問題について話し合って、提案として出してくれないかな?

ミズ・ドーン:いいですよ。

男性参加者:そりゃすごい。みんなでここにいて頭をひねっている必要はないじゃないか。

ミズ・ドーン:同意見。

男性参加者:ねぇ、(聞き取り不能)とは思わない。君とカークで意味をなす提案を考えて・・・

ミズ・ドーン:技術的なデータ、現在のデータがどのようなものかをどうにか突き止めることが出来ると思うし、それが理解するのに必要なものだと思います。

男性参加者:炉心、水位、入水口と出水口の状態、温度、圧力・・・

ミズ・ドーン:でも、我々がやらないのは・・

男性参加者:放射能流出があった・・・

c3時間ごとに状況報告?オーケィ。それが必要だったの。

男性参加者:実際に生み出したのは(聞き取り不能)基本的な問題として(聞き取り不能)

男性参加者:これらは予備のQ&Aです。これがわれわれのプラントで起きたなら、聞かれるであろう類の質問です。

ミズ・ドーン:ねえ、カーク、カーク。

(複数の発言者

ミズ・ドーン:インターナショナル・ステーションに行って・・・

女性参加者:オーケィ、問題ないわ。

男性参加者:オーケィ、サンキュー。


(電話会議終了)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:ハロー

ミスター・ウエーバー:はい、議長。

ヤッコ議長:やあ、マイク。さっき声明文を送った。べス、君にも送った。

ミスター・ウエーバー:了解。ベスはこの部屋にいません。

ヤッコ議長:了解。

ミスター・ウエーバー:了解。

男性参加者:彼女は●●●●●(不開示 理由5)に渡している。

男性参加者:はい。君には届いた。

ヤッコ議長:了解。前に戻って言いたい点は、結局、別々の声明文になったという点だ。それというのも、最初の段落のところはいいんだが、2番目の段落のところ、1、2、3、ここの文章がうまくかけていない。この文章を我々として了承することが出来ない、それが理由だ。我々が書く文章ではない。だから、良い文章を書けるかどうかやってみよう。

ミスター・ウエーバー:おっしゃる意味はわかります。

ヤッコ議長:我々としては絶対にわれわれとしては考えられないといったことはいえない。我々は短くして


(不開示 理由5)


短くしたほうが簡単に出来ることがある。

ミスター・ウエーバー:はい。

ヤッコ議長:

(不開示 理由5)


ミズ・ドーン:オーケィ。

ヤッコ議長:正しいかどうか確認しよう。すぐに我々が言うべきこと書いてみてくれないか。

ミズ・ドーン:オーケィ。お手元にお送りします。

ヤッコ議長:オーケィ。大至急頼む。

ミズ・ドーン:オーケィ。

ヤッコ議長:そしてこれに組み込もう。そして私に送ってくれ。

ミズ・ドーン:了解。やります。

ヤッコ議長:了解。ありがとう。

ミズ・ドーン:了解。やります。

ヤッコ議長:了解。ありがとう。

ミズ・ドーン:ありがとうございます。

ミスター・ウエーバー:ありがとうございます。議長。

ヤッコ議長:どうも。


(電話会議終了)


(以下、45ページ 不開示 理由5)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:やあ、マイク。

ミスター・ウエーバー:はい、議長。

ヤッコ議長:それを転送して、あの段落があるので、この声明文はNRCからのものとしては適当ではないと指摘しておいた。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:それから朝にベスと資料を手渡しする時に、彼女が誰に渡すか知らんが、おそらくエリオットと思うが、我々自身の声明文を出すことを強調しておいて欲しい。それが良いと思う。私は電話をかける予定がある。午前7時に現況報告があるので、9時に伸ばして、少し眠れる。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:ただ、何か起きて、起こす必要があるなら、起こしてくれ。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう、みんな。これから少し眠る。この件について、もう一度検討してみるのかどうか知らないが、私はEメールが来た時のために自分のブラックベリー(携帯端末)はオンにしておく。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:もし、Eメールの返事がこなかったら、電話してくれれば、私は起きる。

ミスター・ウエーバー:了解。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ウエーバー:ありがとうございます。議長。

ヤッコ議長:ありがとう。

ミスター・ウエーバー:ではさようなら。

ヤッコ議長:ありがとう。さようなら。


(電話会議終了)


(電話会議再開)


ミスター・ガン:ハロー?

ミスター・ウエーバー:ハロー。

ミスター・ガン:海軍原子炉の監督者、ドナルド提督がヤッコ議長との電話会議参加のため、電話口で待機中です。 ヤッコ、という発音でよいですね。

ミスター・ウエーバー:はい。

ミスター・ガン:それから副長官のミスター・ポネマン。

ミスター・ウエーバー:はい。

ミスター・ガン:それでは、提督を電話口にお出しします。


ミスター・ウエーバー:なにか援助が必要ですか。議長は数時間前にお休みになられました。

ミスター・ガン:了解。

ミスター・ウエーバー:提督もしくは副長官が必要なサポートが何であれ、我々で提供できると思います。

ミスター・ガン:しばしお待ちください。別の回線で彼と話します。

ミスター・ウエーバー:了解。

ミスター・ガン:実際のところは彼は電話にでません。何故なら、彼は副長官と議長との電話会議を要求しています。

ミスター・ウエーバー:私はマイク・ウエーバーです。現在、NRCの長官代行で議長から任命され・・・

ミスター・ガン:オーケィ。提督がチームの皆さんと話せる電話会議に参加できる電話番号をお持ちですか?

ミスター・ウエーバー:はい。われわれの本部の運営担当役員にコールバックください。かれらがおつなぎします。

ミスター・ガン:オーケィ。提督が電話に尾出になります。

ミスター・ウエーバー:了解。

ミスター・ガン:お名前をもう一度、お教えください。

ミスター・ウエーバー:マイク・ウエーバー

ミスター・ガン:マイク・ウエーバー?

ミスター・ウエーバー:そうです。

ミスター・ガン:彼がチームのリーダーです。了解。提督です。すぐにお話になりますか。

ミスター・ウエーバー:もちろん。

ミスター・ガン:了解。

ミスター・ウエーバー:おはようございます。提督。

ミスター・ガン:ちょっと待って。電話をつないでいるところです。、

ミスター・ウエーバー:了解。

ミスター・ガン:すこし電話口でお待ちください。

ミスター・ウエーバー:了解。

ミスター・ガン:ドナルド提督、マイク・ウエーバーとお話になれます。

ドナルド提督:わかった。やあ、マイク。こちら海軍原子炉のドナルド提督だ。

ミスター・ウエーバー:おはようございます。提督。今朝のご機嫌はいかがですか。

ドナルド提督:申し分ない。

ミスター・ウエーバー:いかがいたしましたか?

ドナルド提督:君は何者で、誰の部下かね?

ミスター・ウエーバー:私はマイク・ウエーバーで、私は運営担当でぴゅディ・エギュゼクティブ・ディレクターです。上司はビル・ボーチャードで現在、議長が指名したNRCのチーム長官代行です。

ドナルド提督:オーケィ。私は君たちとエネルギー庁副長官と電話会議を持って、日本の状況をモニターしている間に持ち上がった問題をついて討議したいと思っている。我々は海上のUSSロナルド・リーガンの上である活動を察知した。我々はそのことを君たちに知らせ、多分、日本政府にも連絡する必要があると思っている。したがってエネルギーの連中が参加するのを待ってどういうことなのかすべて話すのが一番よいのではないか。

ミスター・ウエーバー: オーケィ。

ドナルド提督:ちょっと待ってくれ。

ミスター・ガン:ドナルド提督?

ドナルド提督:何だ?

ミスター・ガン:副長官と連絡をとっているところです、

ドナルド提督:了解。ありがとう。

ミスター・ウエーバー:ドナルド提督、私は先ほど大使と話したとき、聞いた話があるのですが。

ドナルド提督:何を聞いたのかね。

ミスター・ウエーバー:ロナルド・リーガンから空輸を繰り返していたヘリが汚染されていたと聞きました。ヘリは福島原子炉の近くを飛行して、ヘリの乗組員もやはり汚染されていました。しかし、どのような物質にどのくらいのレベルで汚染されていたのかといった詳しい情報はもっていません。

ドナルド提督:それについて、もっている情報を伝える。ほかの件、心配なことがあるのだが、それについても議論する。又、ヘリコプターの一機が日本の指令船に着陸して、その船にのっていた人々の足や衣服の数値の上昇が見られた。


(不開示 理由5)


ミスター・ウエーバー:オーケィ。我々は実現させるために喜んでお手伝いします。

ドナルド提督:そうしてくれ。

ミスター・ウエーバー:今日本にいる私どもの専門家の一人が近々大使と会う予定ですので、もし・・

ドナルド提督:そうなのか?

ミスター・ウエーバー:はい。もし、特に必要な情報があるのであれば、そしてその必要な情報を私どもの専門家が入手できれば、私どもは外交ルートを通じて必ず追いかけるとこが出来ます。

ドナルド提督:きみのところの人員は日本大使に会うのかね?

ミスター・ウエーバー:いいえ、米国大使にまず会います。そして彼が日本の交渉相手とアクセスを確立するために必要な援助をどんなものでも提供します。そうすうることで、原子力発電所の状況について正確な情報をこちらにもたらすことができるようになります。

ミスター・ガン:ドナルド提督?

ドナルド提督:私だ。ドナルド提督だ。

ミスター・ガン:閣下、ミスター・ポネマンがお電話にオ出になります。

ドナルド提督:了解。

ミスター・ガン:それではみなさん。みなさん、そろいました。

ドナルド提督:やあ、長官。

ミスター・ポネマン:ドナルド提督、ごきげんよう。

ドナルド提督:元気だ。この電話会議には原力規制委員会のマイケル・ウエーバーも参加している。この電話会議の目的は、マイケル、少しの間、辛抱してくれ、いままでの経緯をかいつまんで説明する。又、ここにトロイ・ミュラー、私の(聞き取り不能)でパトロール・ディレクターも参加している。

今朝、早く、日本の沿岸に着いたばかりのUSSロナルド・リーガンが航行していた。我々はこの船に放射能雲の地域に近づかないように指示を与えた。基本的には、原子力発電所、破損された恐れの多い発電所から半径100マイル、失礼、50マイル以内に近づかないこと、そして45度のベクトルで放射能雲から100マイル以内に近づかいないことという指針を与えた。当船舶はこの指針をちゃんと守り、空母に装備されたセンサーが通常浮遊している量より2.5倍多い放射線線量を探知した。

その結果、我々は放射能雲をみつけ、それは自分たちが当初考えていたものより、かなり大きなものであることがわかった。

二つ目、二つ目に我々に起こったことは、何機か空母から通常の飛行活動の一環としてヘリコプターが航行していたのだが、そのうちの一機が地域内にあった日本の指令船に着陸して戻ってきたのだが、指令船のデッキを歩いたこのヘリの乗組員の足部から、多量の放射線、一分間に2500回の放射線が観測された。

ミスター・ポネマン:5,000 dpmだ。


(不開示 理由5)


皆さんと専門家に電話会議に加わってもらい、データを入手して、適切な人々に知って欲しかったのだ。

ミスター・ポネマン:オーケィ。2つ質問があります。一つ目、あなたが得た放射線量のレベルですが、この数値と放射線量のレベルに関しての日本の或いはほかの情報源と比較して判断して、どのようにレベルなのでしょうか?ベントといった要素などがあるとおもうのですが。

ミスター・ミューラー:私はミューラーといいますが、入手されたサンプル、我々が検知したものですが、これを得たところは100海洋マイル、離れており、我々の判断ですが、通常、海上で検知されるレベルの30倍です。考えますに、原子炉について我々が聞いたことを基にすると、25マイル離れたところでもこれほどのレベルのものを検知しないはずです。したがって、我々が考えるよりはるかに大きなものです。100マイル離れたところでは何も検知しないと考えていました。

ミスター・ポネマン:100マイル離れたところでは何も検知しないと考えていたんですね。オーケィ。それでは(二つ目の質問)こうした設備を運用している人々のもっている規制といった見地からいうと、確か、PAGとか何とか言う略語があったと思うのですが、忘れました。検知されたレベルは許容されるレベルと較べてどうなのでしょうか。

ミスター・ミューラー:一般大衆の一員であるすれば、10時間で限界、PAG限界に達します。

ミスター・ポネマン:はい。

ミスター・ミューラー:一般大衆の一員であればですが。

ミスター・ポネマン:ええ。あなたが検知したレベルということですね。

ミスター・ミューラー:はい。

ミスター・ポネマン:10時間ですね。オーケィ。

ミスター・ミューラー:はい。これは甲状腺被爆の問題です。

ミスター・ポネマン:甲状腺被爆の問題。オーケィ。二つの出来事というか事態というものから検知された流出は今までのどんな情報源から得たものより、非常に高いものである、ということが、このことが核心です。

ミスター・ミューラー:はい。具体的な数字を申し上げれば、われわれが検知したのは空気中の微粒子が、1ミリ当たり10億分の2.5。我々は放射性ヨウ素のサンプルを取っていないのでこの値の評価はわからないのですが、これは空気中の微粒子です。


(不開示 理由5)


どのようにこれら2つの形のサンプルを得たのか厳密に仰ってください。

ミスター・ミューラー:我々はプラントに自動検出器を設置して有り、これが空気中から採取しました。そして同じレベルでは、すべてのモニターが継続的にアラームを発します。この値では。

ドナルド提督:これらの検出器、モニターは常時、機関室で継続的に作動しており、我々の機器をモニターしているのだ。

ミスター・ポネマン:これらの検出器はリーガンのものですか。

ドナルド提督:そうだ、ロナルド・リーガン船上だ。

ミスター・ミューラー:イエス。サー。

ミスター・ポネマン:ロナルド・リーガン船上ですね。これらの機器がこの船に乗っているのは、船が、周囲に物質を放出して、乗船している船員が実際に放射能雲内にはいってしまうかもしれないからですね。

ミスター・ミューラー:そうです。

ミスター・ポネマン:そして検出した数字は、予想したものより30倍高かった訳ですね。

ミスター・ミューラー:はい。

ミスター・ポネマン:オーケィ。靴にくっついていたやつ、これについて、もう一度教えてください。

ミスター・ミューラー:靴は日本の旗艦に飛んだヘリコプターの乗員のもので、この旗艦は発電所から50マイルのところにありました。ですので、陸地から50マイル、リーガンと陸地のちょうど中間のところにあり、放射能雲の中心線の近くでした。そして乗組員がロナルド・リーガンに戻ってきたときに我々が見つけた汚染はヘリと日本の船を行き来していたものたちの靴から見つかりました。

ミスター・ポネマン:そしてそれも通常より30倍高いレベルだったのですか?それとも違う数字ですか。

ミスター・ミューラー:それについて、われわれは、どんな数値も出るとは予想していなかったのです。通常のチェックで検知される数値よりおよそ5倍高い数値でした。

ミスター・ポネマン:数値で測ったのでは?

ミスター・ミューラー:一回のチェックで、100平方センチメートルあたり1万マイクロマイクロキューリーです。

ミスター・ポネマン:この計測値をレムもしくはミリレムに直せますか。

ミスター・ミューラー:これは汚染のレベルなので、無理です。

ミスター・ポネマン: 100平方センチメートルあたり1万マイクロキューリー。

ミスター・ミューラー:100平方センチメートルあたり1万マイクロマイクロキューリー。

ミスター・ポネマン:ロナルド・リーガン船上で検知したこの数値をどのように計測したのですか?

ミスター・ミューラー:もう一度仰ってください。

ミスター・ポネマン:単位です。こいつを(音声の乱れ)

ミスター・ミューラー:これはミリメーターあたりのマイクロキューリーです。

ミスター・ポネマン:わかりました。そうすると、ロナルド・リーガン船上で検知したものはミリメーターあたりのマイクロキューリーの単位で測ったものだと仰っているのですね。

ミスター・ミューラー:はい。大気中で集められたのは・・・

ミスター・ポネマン:はい、はい。

ミスター・ミューラー:ミリメーターあたりのマイクロキューリーで、表面上のものは違う値で、(聞き取り不能)

ミスター・ポネマン:それで提督、失礼、ダゴスティノ氏ならびにDOEの人たちはこのことを知っていますか?

ミスター・ミューラー:いいえ。

ミスター・ポネマン:オーケィ。彼らに評価させたほうがよいでしょう。アラームがなりました。違う電話に出なくてはなりません。しかしあなたのおっしゃるとおり、本件は適切に処理する必要があります。ほかとも連絡を取り合っていますが、この要素を考慮に入れるように配慮しましょう。

この場から離れますが、すぐに管理責任者のダゴスティノに報告を行います。彼もこの問題に取り掛かるべきだと思うからです。

ドナルド提督:オーケィ。それは可能です。

ミスター・ポネマン:オーケィ。提督、感謝します。みなさんにも。

ドナルド提督:オーケィ。マイケル。まだ電話はつながっている?

ミスター・ウエーバー:ええ。まだ、おります。

ドナルド提督:よし。何か質問はあるかね?

ミスター・ウエーバー:はい。いくつかお聞きしたいことがあるのですが、この電話の目的を考えれば、我々の専門部隊があなたところの専門部隊と一緒に取り組むのが一番よいのではと思います。


(不開示 理由5)


ドナルド提督:わかった。100海洋マイルはなれたところで毎分2500回計測されたということだ。今、言った2つの数字は相互に関係していない。異なったことだ。50マイル離れたところで靴に毎分2500回計測されたとしたら、さらに悪い事態だ。

ミスター・ウエーバー:はい。しかし50マイル沿岸から離れたもう一隻の船がその前にどこにいたのかは分かりません。

ミスター・ミューラー:それほそのとおりです。しかし空中に浮遊していて、我々が100海洋マイル離れたところで検知した浮遊物質については我々の予想をはるかに上回ったものです。

ミスター・ウエーバー:そうです。でもそれは大気のサンプルです。バックグラウンドから検知したように思えるんです。大気中のサンプルの結果、特定された結果は大変小さなものですが、これは我々が予想されたものと一致しないかもしれません。結論を言えば、あなた方は汚染を検知された。このことをちゃんと理解し、日本サイドに外交ルートを通じて、この情報がちゃんと届くようにする必要があるということです。


(不開示 理由5)


ミスター・ウエーバー:それであなたの側で、これを追いかけられるスタッフはどなたですか。

ミスター・ミューラー:それは●●●●●●(不開示 理由6)です。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。彼にはどのように連絡すれば?

ドナルド提督:彼の電話番号を教える。

ミスター・ウエーバー:了解。ありがとうございます。

ドナルド提督:彼は隣に座っている。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ウエーバー:●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ミューラー:そのとおり。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ミューラー:●●●●●●(不開示 理由6)


(以下3ページ不開示 理由5)


ミスター・ウエーバー:はい。

ミスター・ミューラー:オーケィ。

ドナルド提督:多分、この問題について話すのに一番よいのは、大使本人でないとすれば、防衛担当アタッシェだろう。彼の番号はもっているか、トロイ?ちょっと待って。君に番号を渡す。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:その件で電話をかける必要があります。

ドナルド提督:わかった。ちょっと待ってくれれば、あたなが話すべき相手の番号を教える。


(不開示 理由5)


ミスター・ウエーバー:分かりました。我々の目的もそうです。

ドナルド提督:わかった。

ミスター・ウエーバー:だから2人の専門家を日本に送ったのです。

ドナルド提督:よろしい。

ミスター・ウエーバー:●●●●●●(不開示 理由6)と電話がつながらないからといって、あなた方が待っている必要はありません。


(不開示 理由5)


ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:防衛担当アタッシェ。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:彼の携帯番号です。ダイアル●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ウエーバー:繰り返します。●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ミューラー:そのとおり。彼の会社の番号も教えましょう。

ミスター・ウエーバー:了解。

ミスター・ミューラー:011-81332245375.

ミスター・ウエーバー:了解。011-81332245375ですね。

ミスター・ミューラー:そのとおり。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:彼の名前は・・

ミスター・ウエーバー:●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ミューラー:そのとおり。あなたの番号を教えて頂けませんか?

ミスター・ウエーバー:はい。我々のオペレーション・センターにお電話下さい。301・・

ミスター・ミューラー:オーケィ。

ミスター・ウエーバー:816-5100.

ミスター・ミューラー:オーケィ。

ミスター・ウエーバー:我々は今度異動があり、私の後任者はマーティ・ビルグリオになります。彼はここにいて、すべてのやりとりをきいているので・・・

ミスター・ミューラー:オーケィ。ありがとう。我々の電話はECC内にあり、海軍原子炉のECC内にあり、202-781-6397です。

ミスター・ウエーバー:202-781-6397ですね。

ミスター・ミューラー:はい。

ミスター・ウエーバー:オーケィ。

ミスター・ミューラー:了解。ありがとう。

ドナルド提督:了解。ありがとう。マイケル。

ミスター・ウエーバー:情報の提供を感謝します。

ドナルド提督:了解。さようなら。

ミスター・ウエーバー:さようなら。

ドナルド提督:さようなら。


(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・ビルグリオ:おはようございます。私はECのマーティ・ビルグリオです。はじめに現状のアップデートをします。私が理解するところでは、昨夜電話に参加された方にとっては、事態はそれほど変わっておりませんが、電話に参加されていなかった人のためにおさらいしましょう。

福島第一発電所の一号原子炉から始まって、炉心が損傷を受けたことが昨日明らかになりました。二次格納系の損傷により、放射能の漏洩が起きています。(回線混線の為、聞き取り不能)

参加者は電話機の星、6番を押せば、自宅の電話がミュートになり、多くのフィードバックが得られます。

オーケィ。まだ、大分、フィードバックがあるようです。続けます。第一発電所の2号原子炉は炉心の損傷という兆候は見られません。原子炉の圧力は、RCICによって一定に保たれています。

隔離容器は無傷で、漏洩の兆しはありません。

男性参加者:最初から始めてもらえませんか。最初からやっていないので。

ミスター・ビルグリオ:もう一度仰っていただけませんか。

男性参加者:最初から始めてもらえませんか。2号原子炉から始めておられるようなので。1号機については何も聞いていません。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。もう一度はじめからやりましょう。昨晩11時または11時半から電話会議に参加していた人、あれから発電所の状況に何らの変化はありません。では第一発電所の一号機から始めましょう。

昨晩、炉心の損傷が起きたことを知りました。原子炉のレベルと冷却については塩素殺菌処理された海水が使われています。隔離容器、第一次格納系は無傷です。しかし二次格納系はそうではありません。ご存知のとおり、昨日、核分裂生成物の漏洩が見られました。

第一の2号機については、炉心の損傷の兆候は見られません。原子炉の圧力はコントロールされています。RCICによって水位は活動している燃料の上部を越えています。隔離容器は無傷で、この施設からの漏洩があると考えていません。

第一の3号機については炉心の損傷があると考えています。レベルについては矛盾する報告があります。レベルのコントロールについては塩素殺菌処理された海水が使われ、隔離容器は無傷であると思います。

これが福島第一発電所です。第二についていえば、第二発電所の原子炉の1号機の炉心の損傷はないと思います。通常の修復(聞き取り不能)によって修復を進めており、隔離容器についていえば、第二の2号機はベント作業をする準備を進めており、3、4号機はシャットダウンされています。炉心の損傷はないと思われます。

以上が発電所の現況報告になります。米国の支援チームのトニー・ウルシーが現地に到着したことを申し上げておきます。現在、彼は東京に向かっており、その主要な使命は大使、米国大使のサボートと我々のために情報を収集することです。

ジム・トラップも現在、現地に向かっています。ジムも向こうで大使をサポートし、我々が情報を得るためのコンタクト・ポイントを見つけてくれると思います。

米国の立場から我々がやろうとしている事は、効果的にコミュニケーションをはかり、コーディネイトを行うことです。


(不開示 理由5)


ホワイトハウスとコーディネイトするために全力を尽くしました。記者発表について、ホワイトハウスはまだ出していないので、我々はそれを待っているところです。

NEIの人間のマーブ・フェルテルが今朝の朝のトークショーで出るかもしれませんが、確認していません。NRCは、ホワイトハウスの記者発表が行なわれた時に、それを補完する必要があると思うので、自分たちの記者発表を準備中です。


(不開示 理由5)


今朝、エネルギー庁の人たちと話し合いました。そして、100マイル離れたところを航行中のロナルド・リーガン船上で、大気のサンプルを採取し、そのサンプルが汚染を発見したという情報を得ました。又、リーガンと日本の指揮艦を行き来していたヘリコプターからも汚染を発見しました。

DOEと海軍原子炉の人々と今朝、話し合いを持ちました。そしてこの問題は今日、これから引き続き討議したいのですが、100マイル離れた海上で検知された大気サンプルは我々は予測する放射能雲に含まれているものなのかどうかということです。

現在の状況はおおよそこういったことですが、何か質問はありますか。

男性参加者:はい。漏洩に至る経緯についてお話頂けませんか?第一の1号機3号機とりわけ1号機から漏洩したとのことですが、隔離容器は無傷とのことでしたが。

ミスター・ビルグリオ:そうです。ベスの理解するところでは、隔離容器のべント中、多分予備のガス・トリートメント・システムを使ったと思うのですが、システムに欠陥があり、その結果二次格納系ビル内に水素の蓄積が起こり、昨日テレビを見たらお分かりと思うのですが、第一の1号機の二次格納系の屋根と側壁が爆破された映像をご覧になったのではないですか。

この時点で、水素の大規模炎上、言い換えれば爆発が起こり、それが漏洩に至る経緯となったわけです。

ミスター・ハンセル:次の質問です。サム・ハンセル、リージョン1。ロナルド・リーガンが大気中のサンプルを採取したと仰いましたが、採取されたサンプルの放射能レベルはどのようなものなのでしょうか。

ミスター・ビルグリオ:これについては異なった情報がいくつかあります。引き続き調査します。誤った情報を出したくないので。しかし我々は逆算してみる必要があります。みんな思っていることなのですが、予想と異なったものではないと思います。

ミスター・ビルグリオ:分かりました。これらがある場所では基本的に順風が吹いているのか、現段階では分かっていますか?

ミスター・ビルグリオ:どこにあるのか分かりません。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。了解。ありがとう。

ミスター・ビルグリオ:他に質問がなければ、終わります。ありがとう。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

グレゴリー:電話会議はまだ続いていますか?

ミスター・ビルグリオ:いいえ、終わりました。

グレゴリー:オーケィ。質問があります。私が質問したときに、ミュートになっていたようです。

ミスター・ビルグリオ:では、どうぞ。

グレゴリー:私はSS&Eのグレゴリーと申します。先ほど、州から質問があったときのためにEPAと防御手段チームとが論点に関してコーディネイトすることを検討されているということでしたが、やっていますか?


ミスター・ビルグリオ:はい。

グレゴリー:そうですか。オーケィ。了解。ありがとう。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・バトキン:ありがとう。こんにちは、みなさん。ジョン・モニンガーが連絡しようとしていました。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ミスター・バトキン:議長が大変、夜遅くまで仕事をしていたので、お休みになっているそうですね。私は彼を起こしたくありません。

ミスター・ビルグリオ:よろしい。オーケィ。

ミスター・バトキン:もし、あなたが彼を起こすべきとおもったなら、そして

ジョンがあなたに連絡しようとした理由なのですが、彼を寝かしておくべきです。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。彼は午前9時に・・

ミスター・バトキン:ジョンは部屋まで一緒についていって、その結果、彼は9時の約束には・・・

ヤッコ議長:間に合った。電話会議に参加中だ。話しているのは私の事かね?

ミスター・ビルグリオ:議長?

ヤッコ議長:マーティ、気分はどうかな?

ミスター・ビルグリオ:上々です。起こしたくなかったのですが。

ヤッコ議長:まったく問題ないよ。

ミスター・ビルグリオ:それではあなたもいらっしゃられたので、ここで申し上げるべきことはマイクは今現在、ドナルド提督と話しているということです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:ドナルド提督は実はあなたに電話会議に参加してほしかったのですが、我々がそれを防ぎました。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:報告します。ドナルドとポネマン副長官とは、ロナルト・リーガン船上で放射能を検知しました。ロナルト・リーガンは100マイル陸から離れています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:彼らが採取した粒子状物質は通常のバックグラウンドより30倍のものでした。

ヤッコ議長:どれくらいだって?

ミスター・ビルグリオ: 30倍です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:バックグラウンドです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:実際の値でいえば、ミリメーターあたりマイクロキューリーあたりマイクロキューリーで、逆算をしているのですが、さほど深刻なものではありませんでした。

ヤッコ議長:オーケィ

ミスター・ビルグリオ:なかったんです。

ヤッコ議長:空中浮遊物?

ミスター・ビルグリオ:そうです。デッキの上と下で検知された空中浮遊物です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:もうひとつ彼らが報告してきたのは、日本の指揮艦のデッキに下りて、援助活動をしていた彼らのヘリコプターがロナルド・リーガンに戻ってきたときに汚染されていた問題で・・・

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:汚染されていたのはヘリコプターだけでなく、水兵の

ヤッコ議長:オーケィ。


(不開示 理由5)


ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:もうひとつ、逆算して分かるのは、陸から50マイル並びに100マイル離れたところで観測される空中浮遊物の放射能のレベルから予測される汚染のレベルです。

ヤッコ議長:オーケィ。答えは出たのか?

ミスター・ビルグリオ:まだです。現在、とりかかっているところです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:我々が話しているのは1ミリメートル当り10億分の1から1兆分の1マイクロキューリーです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:ですので、大きな値ではありません。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:それからトニー・ウルシーとジム・トラップが現地に着きました。

ヤッコ議長:彼らと連絡は取れたのか?

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:トニーとは連絡が取りやすい。彼の携帯は通じます。ジムと連絡を取るのは困難が伴います。それというのも彼の携帯が通じないからです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:トニーの事から言えば、トニーは日本の北部にある三沢に到着した後、飛行機に乗って東京に向かっています。そしてルー大使と接触します。

ヤッコ議長:オーケィ。


(不開示 理由5)


ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:彼は現在、防衛担当アタッシェと密着して

ヤッコ議長:オーケィ。


(不開示 理由5)


ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:トニーとそしてやがてジムも、彼は現在、成田にいるのですが、どんな交通手段を使うのか分かりませんが、彼も東京に行く予定です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:(聞き取り不能)ですので、現在、どちらも、ルー提督の方角に向けて活動しています。

ヤッコ議長:オーケィ。  

ミスター・ビルグリオ:ルー大使です。

ヤッコ議長:オーケィ。マイクはまだそこにいる?それともいない?

ミスター・ビルグリオ:マイク・ウエーバーですか?

ヤッコ議長:そうだ。

ミスター・ビルグリオ:彼はもう失礼しました。

ヤッコ議長:オーケィ。それでは私の方から報告しよう。声明文があったのだが、どんなものか見たかい?


(以下1ページ 不開示 理由5)


ヤッコ議長:はいはい。オーケィ。ちがう。ちがう。彼のEメールは見た。我々が答える点はあるが、私の言っている意味は・・・

男性参加者:とにかく、話のポイントは、彼は了解し、彼ができることをするということです。


(以下1ページ 不開示 理由5)


ヤッコ議長:オーケィ。はい。

男性参加者:それは。

ヤッコ議長:違う。それは午前4時だろう。

男性参加者:違います。私はメモを見ました。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。

ミスター・ビルグリオ:もうひとつ申し上げたいことは、首都の新聞に出ていた記事によると水曜日には日本中に(聞き取り不能)

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:議長、そうすると、次の問題としては、現在我々の持っているリソースを考えれば、すべてを想定した質問に絞るべきではないかと考えるのです。

ヤッコ議長:そうだ。

ミスター・ビルグリオ:そしてどのようなことをしてもそれを成し遂げるための解決策。

ヤッコ議長:そうだ。

ミスター・ビルグリオ:そのためにそれらを調整して・・・アミィが部屋に来ました。あなたと一緒に戦略を考えましょう。公聴会でまず話すべきことを考えます。アミィはすでにそれらは着手されたといっています。我々はこのイベントへの反応にフォーカスすべきで、これは予算にも計上されています。

ヤッコ議長:そうだ。

ミスター・バトキン:議長。ジョシュです。

ヤッコ議長:やあ。

ミスター・バトキン:こんにちは。昨晩、水曜日の演説の時の戦略について議論しましたので、この電話を終えたところで、お話します。


(不開示 理由5)


今やっていることを続けます。皆が心配しているのは、これは私が仮定しているのですが、そして私も少し疲れているので、間違った仮定かもしれないのですが、汚染は憂慮すべきものではないかと。

現時点で、私があなたからお聞きしたことを繰り返させていただきますが、おきているのが低レベルの漏洩であるということと全く矛盾しているというのは信じられません。

ミスター・ビルグリオ:よろしい。

ヤッコ議長:オーケィ。覚えてほしいのだが、これらの質問が投げかけられ、我々は判断しなくてはならない。だから君たちみんながデータをつかんでいると信じるし、たずねられれば、それを私は使う。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。計算が終われば、そのときはお知らせします。

ヤッコ議長:オーケィ。結構。

ミスター・ビルグリオ:防御手段チームのメンバーが(聞き取り不能)というようなことをいったら・・・

ヤッコ議長:彼らがなんていったって?

ミスター・ビルグリオ:彼らが思うにそれらは予想されたものと矛盾しないと。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。マイク?

ミスター・シュルツ:議長。マイク(聞き取り不能)NOCの上級監視官から11時の電話に関しての連絡が入りました。ご存知ですか。これはウォーレン・スターンの要望です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・シュルツ:彼らはあなたにウォーレン・スターン、ダン・ポネマン、ジム・スタインバーグらと一緒に電話会議に参加して欲しいと言っています。

ヤッコ議長:オーケィ

ミスター・シュルツ:我々は多くの情報を持っていて、それを電話会議のときまでに同じ理解でいられるように送ります。これをあなたのEメールアドレスに送りたいのですが。

ヤッコ議長:お願いする。

ミスター・シュルツ:了解しました。

ヤッコ議長:あなたたちもこれを見て、君たちの考えを教えてくれ。

ミスター・シュルツ:見るべき人たちに見てもらっています。

ヤッコ議長:オーケィ。結構だ。

ミスター・ビルグリオ:回線は確保されている電話ですね。

ミスター・シュルツ:ロジスティックのことは存じません。調べてみます。(聞き取り不能)

ヤッコ議長:オーケィ。シャワーを浴びて、オプ・センターに私は出かける。そして、今日はそこで仕事をする。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:オーケィ。後ほど会おう。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:ありがとう。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・ビルグリオ:スティーブ、おはよう。

ミスター・トラウトマン:気分はいかが?マーティ。

ミスター・ビルグリオ:少し疲れているが大丈夫。そちらは?

ミスター・トラウトマン:こちらも少し疲れているが大丈夫。われわれのスタッフが今日、ミスター・ウェーバーと話したそうだね。

ミスター・ビルグリオ:私も同席していた。

ミスター・トラウトマン:そうか。よろしい。ロナルド・リーガンから得たデータ・ポイントを渡すと聞いていたんだが。

ミスター・ビルグリオ:そうだ。

ミスター・トラウトマン:追加のデータがある。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ミスター・トラウトマン:この船は航行中だ。我々は港を出港して、発電所から130マイル離れたところにいた。そこでも一時間あたり6ミリレムのガンマ線照射というデータを記録した。今でも、船の位置を厳密に割り出そうとしているのだが、彼らから追加のデータ・ポイントをもらった。それは緯度と軽度で、NARACに組み込んで、位置表示のアップデートをしている。プロセスの一部として。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。君か、他のだれかが、線量から逆算しているのか?

ミスター・トラウトマン:発生源を逆算するということ?

ミスター・ビルグリオ:はい。

ミスター・トラウトマン:イエス。率直に言えば、返事はイエスだ。しかし、まだ出来ていない。慣れていなくてね。ここは中世だよ。三日間シャットダウンされた原子炉があって、それをいつもよりちょっとばかし多く数学を使って突き止めようとしている。いま、やっているところだ。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。IMACに中心となる発生源が(聞き取り不能)

ミスター・マクダモット:こちらブライアン・マクダモットだ。IMACが

拡散分布図を作成中だ。演習をして、練習したら、通常、我々の防御手段チームが発生源の条件を生み出して、IMACに提供する。しかし、現場でどんだデーでが得られたとしても、それを技術手段チームに提供すれば、彼らは逆算して、我々に損害評価を提供してくれるんだ。

ミスター・トラウトマン:はい。そうでなければ。前にも言ったとおり、我々から4つのデータ・ポイントを今日、受け取っている。

ミスター・マクダモット:オーケィ。

ミスター・トラウトマン:それぞれ異なった時間のもので、だから出来れば・・・

男性参加者:どうやって我々に伝えるのですか?

ミスター・トラウトマン:前にも言ったように、ドナルド提督とミスター・ウエーバーとの電話によって。

男性参加者:もし、そこにあるのなら、これらの4つのデータ・ポイントを明らかにしてもらえないだろうか。

ミスター・トラウトマン:ここに数字はある。100海洋マイルで、3つのことがあり、7.5・・・

ミスター・ビルグリオ:ちょっと待ってくれ、スティーブ。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ: キャサリン。これは海軍原子炉で・・・

ミズ・ブロック:今、彼らに電話しようとしていたのに。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。三つのデータがあって・・・今は4つのデータ・ポイントだ。

ミズ・ブロック:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:テーブルに着てみてくれ。すまん、スティーブ。もう一度、始めてくれ。100海洋マイルで・・・

ミスター・トラウトマン:100海洋マイルでポータブル空気サンプルベータガンマで、・・・

ミスター・ビルグリオ:数字をもう一度言ってみてくれ。

ミスター・トラウトマン:サンプル当り、1ミリメーターあたり10億分の7.5マイクロキューリー。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ミスター・トラウトマン: えー。

男性参加者:採取の時間は分かりますか?

ミスター・トラウトマン:えーと、決めないといけないな、1300時とあるけれど、これは現地時間ですね。知っていますか、これらを超えると、現地時間が・・超えない?オーケィ。

それでは1430時、本質的には同じ距離で、1ミリメーターあたり10億分の3マイクロキューリー。そして1700時に、7.5に戻っています。

ミスター・ビルグリオ:三回目は1700時?

ミスター・トラウトマン:はい。

ミスター・ビルグリオ:みんな、100海洋マイルの場所?

ミスター・トラウトマン:ええ。これらは我々のAPD(音声どおり)で、プロセスとしてはポータブル空気サンプルです。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。それでは、追加のデータ・ポイント。

ミスター・トラウトマン:これは130海洋マイル。

ミスター・ビルグリオ:時間は?

ミスター・ビルグリオ:それは不明です。後で連絡します。別のデータ・ポイントもあります。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。それは一時間あたり0.6ミリレム?

ミスター・トラウトマン:そうです。ベータ・ガンマ照射で、実際に空に向けていたものです。

ミズ・ブロック:ちょっと待って。それは130マイル地点?

ミスター・トラウトマン:はい。

ミズ・ブロック:オーケィ。あなたたちはそれで空気サンプルを乗っけるゲルマニウム計測器は持っているんですか?

ミスター・トラウトマン:船には乗せていません。厚木に空輸して、横須賀の我々の施設に送っています。そこにはゲルマニウム検知器がありますが、いま、はもっていません。

ミズ・ブロック:オーケィ。時間はどのくらいかかるんですか?

ミスター・トラウトマン:それらのデータを得るのにですか?

ミズ・ブロック:はい。

ミスター・トラウトマン:思うに、少なくとも6時間かかるでしょう。

ミズ・ブロック:オーケィ。サンキュー。

ミスター・トラウトマン:データを入手次第、お渡しします。

ミズ・ブロック:質問があれば、モデルを見て(聞き取り不能)

ミスター・トラウトマン:すべてのデーだはDOEのNARACの施設内に送られます。そこで、放射能雲の拡散分布図をつくる作業を始められると期待しています。

ミズ・ブロック:オーケィ。でも私たちは(聞き取り不能)と協力してモデルや発生源その他の(聞き取り不能)。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。よろしい。

男性参加者:サンプルは航空機から採取されたのですか?

ミスター・トラウトマン:違います。米海軍空母ロナルド・リーガンのデッキの上で採取されたものです。

男性参加者:オーケィ。確かにデッキの上ですか。

ミスター・トラウトマン:そうです。船から発生したものではありません。

男性参加者:申し上げたいのは、雲の中からではないのですね、ということです。

ミスター・トラウトマン:その答えは、そうですね、あなたが何を知りたいのかはっきり分かりません。船上に堆積されていたものではありません。これは雲から出てきたものですね。

男性参加者:オーケィ。

ミスター・トラウトマン:デッキの上で測れるものは何もありません。

ミズ・ブロック:誰も汚染されていないのですか。

ミスター・トラウトマン:それは正しくありません。我々は・・・

ミズ・ブロック:汚染があった?

ミスター・トラウトマン:日本の船に乗った人が放射能雲の中に入って、足を汚染されました。我々の調査の過程で判明したことです。しかし、空母のデッキからではありません。

ミズ・ブロック:オーケィ。そうとは思いませんでした。オーケィ。


(不開示 理由5)


ミスター・トラウトマン:はい。

ミスター・ビルグリオ:場所はわかりますか?

ミスター・トラウトマン:まず、我々から出たものではありませんね。船同士の関係だと思います。

ミスター・ビルグリオ:よろしい。

ミスター・トラウトマン:より、重要なことなのですが、METIと関係することで、彼らが放射能雲に関するデータを得て、彼らの船がそれかれ逃れるということが出来たはずだということです。

ミスター・ビルグリオ:その通り。


(不開示 理由5)


ミスター・ビルグリオ:オーケィ。貰いました。貰いました。

ミスター・トラウトマン:別のやつ。ウルシー、トラップ。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ミスター・トラウトマン:ウルシーは三沢に、トラップは成田に到着しました。大使館に行く予定なのはどなたですか?

ミスター・ビルグリオ:トニーが向かっているはずです。

ミスター・トラウトマン:どなた?

ミスター・ビルグリオ:トニー・ウルシーです。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。彼は事故のあった北部にある三沢にいる人ですね。

ミスター・ビルグリオ:その通り。飛行機に問題があったそうです。着陸装置に問題があったようですが、修理されたので・・・

男性参加者:それで予定通り、向かっているのですね。

男性参加者:彼は三沢から東京に現在向かっています。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。素晴らしい。

ミスター・ビルグリオ:そして、ルー大使のスタッフと会う方向ですね。

ミスター・トラウトマン:はい。報告します。昨晩、DCMと話すことになったのです。というのも、彼らは誰かと連絡を取りたがっていたのですが、この件で頼れる人間がいないようなのです。ですから、昨晩と今朝、連絡をつけたのですが、とにかく、大使と関係した誰かを捕まえたいのです。

ミスター・ビルグリオ:もう一人、ジム・トラップが成田にいます。

ミスター・トラウトマン:ええ。

ミスター・ビルグリオ:それで、同じ方角に向かっています。

ミスター・トラウトマン:それで、両人とも現在、大使館にむかっているんですね。

ミスター・ビルグリオ:それが一番よいと思います。ちょっと失礼して、マイク・シュルツに聞いてみましょう。両人を大使館の方に向かわせるべきですか。

ミスター・シュルツ:ジムは今、空港にいると思います。ホテル行きのバスに乗ろうとしているところで、現在、大使館の人間と連絡をつけさせようとしています。

ミスター・ビルグリオ:結構です。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。結構です。連絡を保つべき海軍担当アタッシェの番号は必要ですか?

ミスター・シュルツ:●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・トラウトマン:はい。その通り。

ミスター・ビルグリオ:彼の携帯と会社の番号はあります。

ミスター・トラウトマン:了解。結構です。(聞き取り不能)

ミスター・トラウトマン:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:結構。必要なものは全部そろった。スティーブ。ありがとう。 

ミスター・トラウトマン:はい。もっとデータを入手したら、多分そうなると思うのだが、定期的に連絡する。出来れば。

ミスター・ビルグリオ:了解。どのように連絡するのが、一番良いですか?

ミスター・トラウトマン:我々のECCの番号に掛けてください。会議用のものでなくて、直通番号は●●●●●●(不開示 理由6)

ミスター・ビルグリオ:了解。スティーブ。連絡を密に保つ。

ミスター・トラウトマン:了解。感謝する。ありがとう。マーティ。

ミスター・ビルグリオ:了解。さようなら。

ミスター・トラウトマン:お大事に。さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・バトキン:マーティ。こちら、ジョン・バトキン。議長向けの伝言があるのですが、議長に伝えるべきことで、何か事態が進展しましたか?

ミスター・ビルグリオ:はい。ホワイトハウスのシチュエーション・ルームから電話がありました。我々の理解では、●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●(不開示 理由5、6)が議長に電話会議に参加するよう要請がありました。時間は、彼らが電話した時点から1時間から一時間半の間のどこかで、我々は10時15分から45分の間と予想しています。彼らはその時間にオペレーション・センターに電話して、議長と話そうとするでしょう。

我々は相手がだれであれ、その電話に参加させてもらえます。彼は現在、移動中なので・・・

ミスター・バトキン:オーケィ。はっきりさせたいのですが、これは11時のウォーレン・スターン・ポネマンとの電話とは別のものですね。

ミスター・ビルグリオ:その通り。

ミスター・バトキン:オーケィ。回線は保護されていて、彼が電話をかけるのは・・・

ミスター・ビルグリオ:そう理解しています。

ミスター・バトキン:。オーケィ。オーケィ。HOOs(発音通り)はどうでうか?彼らなら、彼の自宅に連絡できるはずです。彼のプランです。彼はオフィスに行く予定です。私のメッセージは、彼はマーティと11時の電話をするのは問題ないということです。でも、もし●●●(不開示 理由6)と電話するなら、彼もその電話に参加する必要があると思います。

だから、彼らは今、彼と連絡すべきです。もし、10時15分から11時の間だったら、それが終わるまでは彼は多分、家にいるとおもうのですが。

男性参加者:はい。多分、時間内に着くことは出来ないでしょう。

ミスター・バトキン:オーケィ。オーケィ。

男性参加者:彼らは彼に彼の家の番号を教えられますか?

ミスター・バトキン:はい。彼が、彼に連絡したいなら、多分、私も一緒です。それで、彼が電話をかけます。ミスター・ビルグリオ、11時の電話については大丈夫ですか?

男性参加者:彼は部屋から出て行きましたが、我々でフォローします。ジョシュ。

ミスター・バトキン:よろしい。結構です。)もし●●●(不開示 理由6)であるなら、彼を引っ張り込む必要がある。彼はオフィスにいて、連絡が取れる。彼はそれを担当することに全く抵抗がない。でも彼をそのレベルまで、発破利上げなくてはならないんだ。

男性参加者:オーケィ。

男性参加者:よろしい。ジョシュ。

ミスター・バトキン:オーケィ。よろしい。モニンガーはいる?

男性参加者:この部屋にはいません。

ミスター・バトキン:オーケィ。探します。忘れてください。ありがとう。

男性参加者:了解。 

男性参加者:さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:やあ、マーティ。

ミスター・ビルグリオ:こんにちは、議長。あなたもご存知かもしれない情報を追いかけているところですが、●●●●●●●●●(不開示 理由5、6)

があなたと、10:15から10:45の間に電話会議をしたがっています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:我々から言う事はありませんし、特に議題もありません。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:ですので、現時点でお勧めするのは、あなたが電話を取るときに居られるのはどこがが良いと思うのです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:多分、ご自宅に。こちらにはそんなに早くはこられないと思うのです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:あなたの選択ですが。

ヤッコ議長: わかった。ここで取る。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。それから、11時の電話もCIVITS(音声どおり)もはここでカバーします。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。原子炉について、現時点で我々がどう考えるかについてはっきりしておいて欲しい。又、チェルノブイリとどう似ているのか、似ていないのかといったハイ・レベルの概念的な問題についても、私のために。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:ドナルド提督のためにやっている分析結果は出たのかね?

ミスター・ビルグリオ:いいえ。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:スティーブ・トラウトマンと話して、4つのデータポイントについて話し合ったことは申し上げましたか?

ヤッコ議長:いや。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。スティーブ・トラウトマンから電話があり、発電所から130マイルのところにあるロナルド・リーガンは毎時0.6ミリレムの値だと知らせてきました。これは放射能雲に向けたベータガンマ照射です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:それで、全部で、4つのデータポイントを使って、逆に進めています。これらは今朝、ドナルド提督との電話から得たデータより良いものです。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。

ミスター・ビルグリオ:トラウトマンと一緒に作業を進めており、データを走らせています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:出来れば、今日の午前中までにお互いのメモを比べられると思っています。

ヤッコ議長:オーケィ。10時15分までになんらかの情報が得られることを期待したい。

ミスター・ビルグリオ:了解です。やってみます。他に、お知らせしときたいことがあります。日本の惨状についての情報を載せたウェブサイトを誰かが立ち上げたようです。そこには放射能雲の拡散分布図ものっており、カリフォルニアまで高いレベルの線量の分布をしめしたもので、その分布図にはNRCのロゴがついています。

ヤッコ議長:オーケィ。エリオットに入手して貰う。

男性参加者:今、そのサイトを見ているんですが、インチキのように見えます。なんとかやめさせるようにします。出来るなら一方的に動きます。

ミスター・ビルグリオ:そうだ、そうだ。確かに。

男性参加者:DHSのサイバー・オペレーション・センターの助けを借りて、追跡して情報を正します。


(不開示 理由5)


男性参加者:彼にメモを残します。事を進めることが出来たら、ダウンタウンに拠点があれば助かります。

ヤッコ議長:了解。オーケィ。ヒルの事務所はいつでも使えるけれど、それでは十分ではないのかね?

男性参加者:はい。そこで仕事できますが、私が申し上げているのは、記者たちと話しをする場所です。

ヤッコ議長:理解した。

男性参加者:こんな表現で失礼しますが、これは●●●(不開示 理由5)です。

ヤッコ議長:了解。オーケィ。オーケィ。よろしい。マーティ。10時15分までに出来るだけ多くの情報を集めてくれれば助かる。得た情報をすべて送ってくれるだけでなく、我々が手がけていることの最新の状況報告書も必ず、付けてくれ。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。(聞き取り不能)

男性参加者:それをEメールで送ります。サー。

ヤッコ議長:了解。みんな、ありがとう。

ミスター・ビルグリオ:ありがとうございます。議長。

ヤッコ議長:オーケィ。他になにかあるかね?

ミスター・ビルグリオ:いいえ。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。NRCの車両使用のルールに反していると思うのだが、状況が状況なので、家に帰るのに、車を使わせて貰えないかな?

ミスター・ビルグリオ:調べて、可能かどうか見てみます。

ヤッコ議長:移動するときには、ここにいる誰かに頼めることが出来るのだ

ミスター・ビルグリオ:了解。オーケィ。結構です。考えがあります。これをここに出します。

ヤッコ議長:オーケィ。感謝する。家まで車をよこしてもらうのは規則に合致していなのだが、状況が状況なので、その規則を一時曲げるのは問題ないと思う。

ミスター・ビルグリオ:同意します。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:了解。行きましょう。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:やあ、マーティ。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:べつの情報をしりたいのだが。我々の日本にいる疲れきった旅行者たちがどうしているか、教えてくれないか?

ミスター・ビルグリオ:はい。分かりました。でもその前に、われわれの着かれきった物理専門家たちから、我々が得たデータからどんなことが分かるのか教えてもらいましょう。海軍からも。

ヤッコ議長:よろしい。書面にして欲しい。なぜなら、充分休みを取った状態ではないので、もし、繰り返すときに正確でないものにしたくないからね。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:ありがとう。

男性参加者:進めてください。

男性参加者:我々は掘り下げた●●●●●●●●●(不開示 理由5)を得ています。

ヤッコ議長:中断して申し訳ないんだが、わかったことをかいつまんで言ってもらえないだろうか。

男性参加者:オーケィ、オーケィ。我々が現時点で海軍から得たデータは沿岸から100マイルのものです。これは1日前、原子炉からベントされたことと符合していると思われます。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:我々は又、IAEAからも現地の境界地域において上昇した数値を記録したデータを得ております。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:時間の推移を考慮すれば、20時間から24時間という数字ですが、これらの数値は原子炉がベントされた事と符合していると思います。どの位の期間、ベントされ、どのくらいの量の物質がベントされたかは分かりません。

従って、我々の推論になるのですが、100マイルはなれたところで海軍が得た実際の数値は、1日ちょっと前に原子炉がベントされたこおとと符合していると考えます。

ヤッコ議長:オーケィ。正確を期すために繰り返えさせてもらいた。沿岸から100マイルの海上で得られたデータは原子炉がベントされたことと符合する。別の言い方をすれば、燃料の損傷と符合すると?

男性参加者:必ずしもそうともいえません。多分、長寿命の希ガスでしょう。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:そして、明らかに船の上に放射能雲が、高濃度の雲があります。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:船上からは何の堆積物はありません。希ガスの雲からも何もありません。

ヤッコ議長:オーケィ。したがって必ずしも燃料の損傷と符合しているわけではないのだな?

男性参加者:その通りです。

ヤッコ議長:しかし、現時点では推測ということだな。

男性参加者:はい。彼らは大気からサンプルを採ったなら、彼らがサンプルフィルター(音声どおり)からよいトピック(音声どおり)分析をするまでに少なくても6時間はあったはずといっています。

ヤッコ議長:繰り返す。最後の情報だ。これは空中に浮遊していたものから検知されたもので、船上に堆積された物質は何もないということだね。

男性参加者:その通りです。

ヤッコ議長:君は確か、大部分が希ガスと言ったかね?

男性参加者:そうだと思っています。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:計測されたものから判断して。

ヤッコ議長:オーケィ。では多分希ガスだというのかね。

男性参加者:信じがたいかもしれませんが、粒子状物質はその中に含まれていないのです。

ヤッコ議長:わかった。オーケィ。では粒子状物質である可能性は低いということだな。オーケィ。よろしい。他には?

ミスター・ビルグリオ:ありません。これが現在、我々がつかんでいることの全てです。データは現在、米国海軍から来はじめて、我々のチームがそれかれどんなことが分かるのかやっているところです。

当面、これらの分析は、仮のものになります。それというのも、漏洩の起こった期間やベントされた隔離容器内の発電機がいくつか、といった情報がないのですから。

ヤッコ議長:オーケィ。

私は提案したい、えー、それ自体、単純なことだが、ベントというのが重要なことで、思うに、一片の情報が、思うに、人々にとって興味をひくことなのだ。多分、多くの推測が生まれ、現時点では正確なものではないのだ。

しかし、私が言いたいのは、もし、この情報が仮のものだとして、繰り返させてもらいたいのだが、原子炉が昨日もしくは数日前、ベントしたことと符合しているようだが、時間としてはどのくらいの長さを言っているのだろうか?

男性参加者:はい。すくなくとも過去、24時間です。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:風速を考慮して。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:これは会社側が記者会見で言っていることとも符合しています。もっとも、詳細な情報ではありませんが。

ヤッコ議長:オーケィ。はじめから言えば、原子炉が24時間前にベントされたことと符合しているようだ、ということだ。かならずしも、燃料の損傷とは符合しないが、しかし、これは現時点では推測である。そして恐らくは希ガスで、あの距離では粒子状物質であるとは考えにくい。

オーケィ。よろしい。ありがとう。みなさん。みなさんのこの情報の信頼度は1から10のスケールでいうといくつかな。

ミスター・ビルグリオ:そうですね。チームとして(聞き取り不能)フォローします。

ヤッコ議長:了解。

ミスター・ビルグリオ:他のみんなはどう思う?

男性参加者:私は50/50ではないかと。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:言いたいのは、現時点では最良の推測だということです。

ミスター・ビルグリオ:もうひとつチームの皆と検証したい。燃料の損傷という言葉が使われているが、原子炉安全チームから聞いた量を考えればですね・・・

ヤッコ議長:あるとは考えにくい、燃料の損傷。オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:そうです。ですからこれら二つのバランスをとる必要があります。読み取った放射線量の値が示しているものと発電所の状態とが必ずしも・・・同位体物質があるかどうかといったことと、この中にヨウ素が入ってくるのかといったことは我々にはわからない。

ヤッコ議長:そこまでは触れるつもりはない。だから、彼らが、メルトダウンの兆候があるかどうかと聞いたとしたら、こう、答えよう。私たちの理解するところでは、原子炉がベントしたことと符合しているので、燃料の損傷が起こったということでは必ずしもない、と答えよう。それは、二つ目の推測になる。

ミスター・ビルグリオ:まだあります。データが集まってくれば、海軍は6時間以内に同位体分析が可能になるかもしれないといっていました。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:サンプルを見てみれば、燃料の損傷があるかどうか分かるでしょう。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。他には?

ミスター・ビルグリオ:現在のところ、以上です。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。他には?マーティ。ない?

(返事なし)

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・ビルグリオ:議長。まだ、電話はつながっていますか?この情報をどこからお聞きに?(聞き取り不能)

男性参加者:一時間足らず前の、最新のIAEAの発表資料だ。

ミスター・ビルグリオ:パット、この情報に同意するかい?

パット:我々が(聞き取り不能)最新の情報(聞き取り不能)?

ミスター・ビルグリオ:担当者、議長を電話会議に参加させることは出来ますか?

ミスター・ヒランド:彼にEメールを送ります。すぐ受け取るでしょう。どのように行うかは検討中です。(担当者が議長をつかまえようとする間)

男性参加者:(聞き取り不能)ドン(音声どおり)、これ、見た?

ヤッコ議長:皆さん、こんにちは。ひとつ質問してよいかな?

ミスター・ビルグリオ:議長、そこにいます?

ヤッコ議長:はい。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:時間でいえば、我々はこの事件にかかわってどの位たっているのかな?

ミスター・ビルグリオ:あなたを電話に戻すためにHOOsを捕まえようとしていたところです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:原子炉安全チームが今、最新情報を持ってきて、それを10時15分の会議用にあなたにEメールしようとしていたところです。、

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。

ミスター・ビルグリオ: IAEAからの1時間前の情報によれば、第一発電所、1号機の水位は活性燃料の上部から下にさがっていて、不明。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・モニンガー:(この発言者を筆記者はモニンガー氏と推測。というのも、彼はこの電話会議に参加することになっており、発言者はこの後、「ジョン」と呼ばれており、この時点で、会話に加わっている専門家であるからだ。)実際のところは、彼らは計測できる一番低い数字を言っている。だから、実際はもっと低い。170以下。どれくらいか検討もついていない。(聞き取り不能)

ヤッコ議長:燃料とカバー(音声どおり)について言えば、リファレンス・ゼロというのは何かね?底・・・

ミスター・モニンガー:活性燃料の上部はマイナス170。これは1.7メートルです。すくなくとも4フィートから5フィートです。これが測れることのできる一番下です。だから分かりません。

ミスター・ビルグリオ:第一発電所の1号機です。炉心の半分は露出しています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:第一発電所の3号機も似たような状況です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・モニンガー:彼らが測れるナチュラルな値があります。

ミスター・ビルグリオ:彼らが測れる値はあるが、それでも燃料の半分は・・・

ミスター・モニンガー:4分の一から3分の一。

男性参加者:4分の一から3分の一。

男性参加者:オーケィ。これが第一発電所。

ヤッコ議長:オーケィ。

男性参加者:オーケィ。

ヤッコ議長:了解。では沸騰水型軽水炉の燃料棒集合体の参照値は何かな。

ミスター・ビルグリオ:聞いているのは、ゼロというのは・・・

ミスター・モニンガー:活性燃料の上部が参照値ゼロです。

ヤッコ議長:すまない。長さは・・

ミスター・モニンガー:12フィート。

ヤッコ議長:12フィート?

ミスター・モニンガー:典型的なもので、制御棒、燃料棒の下、12フィート。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう。他には?

ミスター・ビルグリオ:知っておいて欲しいのですが、一旦、原子炉容器が3分の2以下しか覆われなくなると、蒸気冷却が失われてしまいます。

ヤッコ議長:理解した。オーケィ。

ミスター・モニンガー:我々にはわかりません。

ミスター・ビルグリオ:ということは悪いスペース(音声どおり)にある・・・

ヤッコ議長:昨晩、見込みをもらったのだが、もし、炉心が露出しているとすれば・・・重大な燃料損傷が起きるまで30分から1時間。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:大体のところでは、正しいと?

ミスター・ビルグリオ:原子炉安全チームがうなずいています。

ミスター・モニンガー:シャットダウン時間にもよりますが、正しいです。

ヤッコ議長:オーケィ。そうだとすれば、その時間の中、炉心が露出してから、実質的に燃料が溶け出すまで、あまり長い時間はかからないということだね。

ミスター・モニンガー:ええ。燃料溶融。どんな状態が実質的で、どの部分が・・

ヤッコ議長:オーケィ。実質的という言葉は使わないことにしよう。燃料損傷が起きるまで30分から1時間とだけ言おう。

ミスター・モニンガー:ひとつだけ。新しいデータが来たのですが、そのデータから、どのくらいの間、露出していたのかはっきりしないのです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・モニンガー:一時間以上前かもしれない。

ヤッコ議長:よろしい。露出時間を考えて、30分から1時間というのは言わないようにしよう。ただ、露出したら、時間的に、何日でも何分という単位でもなく、およそ一時間といっておおよその時間のことを言おう。

ミスター・モニンガー:そうですね。

ヤッコ議長:オーケィ。最後の質問だ。どの時点で、燃料が充分冷却されるのだろう?自然的に生じる崩壊熱が出て、そうだな、明らかに一日からそれ以上経てば、今より冷えていると思うのだが。

どの時点で、空気が循環して、自然に冷却されるようになるのだろうか?

ミスター・モニンガー:そうですね、1千メガワットの発電所で、シャットダウン直後、300gpms必要となります。2日後なので、150gpm, 1分あたり150ガロン、が冷却のため、必要です。ですので、空気冷却では無理です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:ジョン。マーティだ。我々は究極的な熱吸収源を必要としているのだろか?(聞き取り不能)

ミスター・モニンガー:ええ。そうです。

ミスター・ビルグリオ:そのためには、ただ、危険な状況を脱するとだけ言えば・・

ヤッコ議長:そうだな。オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:私が理解するところでは、津波の影響で、そうですね、なんと言ったらよいのか・・・それは復旧されるでしょう。多くの設備が失われました。取水設備についての報告は何も届いていません。

ヤッコ議長:主要排水口についても復旧作業が行われている。事態もよくつかんでいないのに、ここで事態をどうこうしたいとは思わないし、ポンプの損傷の具合も分からない。電源を復旧してもどうにもならないだろう。そのことを試みたかどうかも、うまくいかなかったのかも分からない。

ミスター・ビルグリオ:そうですね。彼らが究極的な熱吸収源を見つけるまで、その縁にいることになります。

ヤッコ議長:オーケィ。オーケィ。オーケィ。よろしい。電話を切る。電話を受けたら、彼らはオプ・センター経由で連絡してくるのかね?

ミスター・ビルグリオ:はい。彼らはオプ・センター経由で電話してきます。ですので、回線は空けておいてください。HOOSに自宅の番号に掛けてもらいますか?

ヤッコ議長:電話を切って、彼らからかけてもらうよ。誰か電話で手伝ってもらえば、HOOがつないでくれる。マーティか誰かに。そこに他に誰かいるのか申し訳ないが分からないんだ。

ミスター・ビルグリオ:ブライアン・マクダモットが一緒にいます。

ヤッコ議長:誰であれ、手伝ってくれ。

ミスター・ビルグリオ:原子炉安全チームのリーダーとしてパット・ヒランドがいます。

ヤッコ議長:オーケィ。パットにも手伝ってもらおう。もしものときのために後ろで待機してもらう。電話を聞いていてもらうんだ。それで口を挟む必要があれば挟んでもらって。

男性参加者:オーケィ。キャサリンも加えましょう。

ミスター・ビルグリオ:我々は後ろに控えています。必要なら言って下さい

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。電話を切るのでまた、かけなおしてくれ。


(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・バトキン:ブライアン。ジョシュだ。(聞き取り不能)

ミスター・マクダモット:オーケィ。

ミスター・バトキン:私から新しい情報はない。

ミスター・マクダモット:オーケィ。

ミスター・マクダモット:ジョシュ。ミュート・ボタンが君の電話になければ、星、6と押せば、NRCの電話会議でミュートのオンオフが出来る。

ミスター・バトキン:電話の背後で赤ん坊の泣き声が聞こえたに違いない。私はミュートにしている。私はジョシュだ。ブライアン、そこにいる?

ミスター・マクダモット:ああ、ジョシュ。マーティもいる。

ミスター・バトキン:すばらしい。やあ、マーティ。

ミスター・ビルグリオ:やあ、ジョシュ。11時の副官の電話会議はキャンセルされた。

ミスター・バトキン:オーケィ。ブレナンが加わるのを待っているのかい?

ミスター・ビルグリオ:そうだ。

ミスター・バトキン:これは電話会議なのか、それとも彼から、複数の人に電話をかけるのか、或いは、彼がボスに掛ける電話なのか知っているかい?

ミスター・ビルグリオ:私には分からない。誰が電話に加わるのかしらないし、どんなことを話し合うのか知らない、ということは言える。

ミスター・バトキン:オーケィ。シチュエーション・ルームに電話して、探り出すことは出来るかい。いつやるのか知っている?

ミスター・ビルグリオ:一時間から一時間半の間と言っていたから、10時14分から10時45分の間ということになったんだ。

ミスター・バトキン:オーケィ。こちらから呼びかけてみてみよう。ダブルチェックしてみよう。彼は15分から20分離れたところで、こちらにくるのを待っている。だから少し長くかかるようだったら、かれに入ってもらう。

ミスター・ビルグリオ:わかった。やってみよう。

ミスター・バトキン:オーケィ。すばらしい。ありがとう。ミュートにして待機する。子供の声が聞きたいなら別だが。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ミスター・バトキン:オーケィ。

(参加者が会議の開始をオフレコ、オフマイクで待っている)

男性参加者:ジョシュ、聞いたかい?

ミスター・バトキン:なんて言ったんだい?

男性参加者:ホワイトハウスのシチュエーション・ルームに電話したんだが、電話会議の開始時間について、我々が知っている以上のことは彼らも知らなかったんだ。彼らも●●●(不開示 理由6)から電話がかかってくるのを待っているんだ。

ミスター・バトキン:分かった。11時の電話会議は中止のままかい?

男性参加者:そうだ。その通り。

ミスター・バトキン:オーケィ。

男性参加者:議長との回線を空けたままにしておいて・・・誰か運転手を送って、こちらに連れて来ようとしている?、

男性参加者:運転手は待機中だ。

男性参加者:ジョシュ。かれはここまで、タクシーでくるよ。

ミスター・バトキン:いや、車を持っているはずだ。

男性参加者:それで、考え方として、こちらとむこうの信号はどうなっているんだ、知っているかい?

ミスター・バトキン:ああ。かれは入ってゆくように進める方向に傾いているんだ。もし彼が車にのって、地上にいるのなら、だからわれわれはそうしたんだが、だから、かれはコミュニケーションにいるんだ。だから、いい考えとは思わないかい?

男性参加者:いつ電話会議が行われるのかわからないのかい?

ミスター・バトキン:オーケィ。オーケィ。すぐに電話して、彼に車に乗って、こちらに向かってもらう。それから、戻って、かれがどう決断したのか知らせるよ。

男性参加者:オーケィ。


(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・ビルグリオ:マージー。マージー・ドーン?

交換手:マージー、ミスター・ビルグリオと電話会議回線に入りました。

ミズ・ドーン:マーティ、間違っているかもしれないので、確認してるのだけど、トニー・ウルシー、ジム・トラップに現状報告を行っていないとわかったわ。過去24時間に多くのことが起きたけれど、彼らは移動中だった。

だから、彼らには至急、追いついてもらわないと。

ミスター・ビルグリオ:彼らとはずっと話している。トニーは、三沢に着いたんじゃないかな。そこから再び飛行機で離陸しようとしたとき、着陸装置が故障したんだ。車輪が格納されなくなって、それで、飛行機を戻して、彼はそこに一晩、とどまっている。

ミズ・ドーン:彼は、今晩、東京には行かないのね?

ミスター・ビルグリオ:今晩はいかない。彼はこんばんは三沢基地内にとどまると理解している。ジムは成田に着いた。最後に彼と話したとき、彼は東京の大使館に行く交通手段の手配をしていた。

ミズ・ドーン:オーケィ。じゃ、ジムが接触することになるのね。結構です。

ミスター・ビルグリオ:ジムがまず、むこうに着いて、我々は●●●(不開示 理由6)とルー大使に会うように手配している。


(不開示 理由5)


それがナンバー・ワン。それから、我々はメモに書いたのだけど、政治的に非常に微妙な部分や、議長が出したり戻したりしているガイドラインについて、彼は理解しているの?

ミスター・ビルグリオ:確認する。

ミズ・ドーン:オーケィ。議長のメモ、見た?彼は私があなたに出したメモの中の3点について、役に立つかもしれない、と言っていた。議長のメモは見た?

ミスター・ビルグリオ:いや。

ミズ・ドーン:オーケィ。わかった。じゃ、それをあなたに送ることにするわ。私が出したガイドラインも一緒に転送してもらって構わない。それが役に立つなら。

ミスター・ビルグリオ:了解。それを私とHOOにも送ってくれ。

ミズ・ドーン:オーケィ。議長がトニーがもう話はできたのかときいてきたのだけど、返事はしていない。彼はまだ、大使館と接触していないのね。あなたがさっき私に言ったこと、議長にも伝えてくれない?

ミスター・ビルグリオ:はい。我々は議長に既にトニーは今晩足止めされていることと、ジムが空港にいて大使館に向かっていることは伝えてあるので、議長は理解している。

ミズ・ドーン:よかった。

ミスター・ビルグリオ:ちょっとフォローアップしたい。ジムは今、向かっているので、彼が向こうに着いたとき、現状をちゃんと理解しているよう確認してもらう。しかし、議長が言っていた、大使に伝えるべき三つの点とガイドラインがどのようなものか、ジムとトニーのために見ておきたいのだが。

ミズ・ドーン:オーケィ。それをあなたに送ります。一点、間違った言い回しがあって、これを議題と呼んだら、彼がそうじゃない、ガイドラインだと言った。だから、ちょっと変更しました。

だから、最後に送ったメモを送ります。それはまちがった言い回しになっているので・・・オーケィ。どんなことになったのか分かるように一連のやりとりを送ります。オーケィ?

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。DOEの仲間に関して、ジャック・ラムジーがあなたに送った分については何か出てきた?

ミズ・ドーン:議長が中に入ったら、それは第二の論点のようなものね。そこの部分は我々が設けたことの土台の一部分で、我々が期待しているのは、我々が彼に渡したガイドラインを彼が望んだ人と分かち合うことが出来るということね。違う?

彼はそれを例えばピーター・リオンに渡すかもしれない。彼がそれをピーター・リオンと分かち合うとすれば、そのためにはもっと強力な根拠が必要になります。そのときにジャックとの議論が役に立つわ。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。


(不開示 理由5)


 

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。メモを送ってくるのを待っています。よろしい。オーケィ。

ミズ・ドーン:はい。混乱を避けたかったので、あたなと連絡を取ったの。あなたが必要ならガイドラインでもなんでも伝えます。でも接触の当事者にはなりたくありません。すでにあなた方がいるんですから。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。ジムとトニーとはフォローします。一時間下さい。二人とも睡眠をとろうとしているかもしれない。

ミズ・ドーン:了解。大使館は彼と直接接触した?ジムは明日か今夜に大使館と? 

男性参加者:電話で話したとき、ジムはホテルにいましたので、彼は大使館には朝、行く予定です。

ミズ・ドーン:朝ね。オーケィ。

男性参加者:もう一人の男性、トニーはUSAIDチームと三沢の軍事基地に飛び、そこで一晩過ごします。

ミズ・ドーン:オーケィ。すばらしい。別の電話です。メモを送ります。オーケィ?

ミスター・ビルグリオ:了解。送ってください。

ミズ・ドーン:オーケィ。ありがとう。さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

午前11時ころ

男性参加者:DCのジャヌス(音声どおり)の担当者の●●●●●●(不開示 理由6)から要請がありました。彼が聞きたがっているのは、現在、ジャヌスTEPCOと何らかのやり取りをはじめようとしているのですが、●●●(不開示 理由6)から、我々はどのような技術的援助を彼らに提供できるのか知りたいそうです。

ジャヌスUSA(聞き取り不能)からこの要望を受けるのは通常とは異なったルートですが、ここで取り上げたのはどうやって・・・

ミスター・ビルグリオ:議長が送ったメモに戻る。我々は前にEメールを送った。援助を申し出たのだが、先方から戻ってきたメモは感謝するが、援助は必要ないと言ってきた。

これは一昨日のことで、Eメールが行き来した。NRCが援助を申し出たが丁重に断られたというEメールがある。だから彼らはそのメールを・・・

交換手:ミスター・ビルグリオ、スティーブ・トラウトマンがあなたと話したがっています。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

交換手:おつなぎします。お待ちください。ミスター・トラウトマン、ミスター・ビルグリオとの電話会議回線に入りました。

ミスター・トラウトマン:ありがとう。

ミスター・ビルグリオ:スティーブ。

ミスター・トラウトマン:やあ、マーティ。海上から送ったデータを日本にいる相手にもう伝えたかい?

ミスター・ビルグリオ:現在、やっているところだ。どうなっているか、見てみよう。データを送るのは我々ではない。我々は彼らの船隊が汚染されたということをちゃんと理解するようメッセージを送っている。

ミスター・トラウトマン:わかった。了解。

ミスター・ビルグリオ:すくなくとも、一隻は汚染された。

ミスター・トラウトマン:そうだ。

ミスター・ビルグリオ:そういった類の情報を我々は伝えている。


(以下2ページ 不開示 理由5)


ミスター・ビルグリオ:オーケィ。キャサリンが戻ってきた。キャサリン・ブロック。彼女と彼女のチームは検知測定チームだ。彼女は今日、データはベントが行われたことから予測されたものの範囲内にあるという現状の報告を今日早く出してくれた。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:キャサリン、このデータはまだ有効?

ミズ・ブロック:ええ。何故なら(聞き取り不能)も現在、使っています。でも(聞き取り不能)

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。今、もっているものから判断して、スティーブ、データはベントが行われたことから予測されたものの範囲内にあるようだ。

ミスター・トラウトマン:そうかも知れん。率直に言ってそれは良いことだ。我々は我々で計算してみたのだが、我々は放射能雲の中にいて、19ミリレムらしい、というのが私の問題だ。彼らがもっと近くにいたら、数値はもっと高かっただろう。だから、私は彼らにそこから離れて欲しい。

だから、私にはベントがあったかどうかはいえない。私が言えるのは、これは大いに問題であるということだ。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。了解。連絡しようとした。マイク、我々がしてきたことについて話してもらえないか?

マイク:ええ。我々は情報を大使館の●●●●●●●●●(不開示 理由6)に送りました。我々はDOD担当アタッシェにもこの情報をEメールしました。特に●●●●●●●(不開示 理由6)ではなかったのは彼のEメールアドレスが分からなかったからです。今は分かっていると思います。

ミスター・トラウトマン:オーケィ。

マイク:現在(聞き取り不能)に情報を送ろうとしているところだと思います。


(不開示 理由5)


(不開示 理由5、6)


オーケィ。

マイク:ありがとう。

ミスター・トラウトマン:了解。ありがとう。理解した。さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・バトキン:マーティ。こちらジョシュ。そこにいますか?

ミスター・ビルグリオ:ええ、ジョシュ。

ミスター・バトキン:マーティ。議長は15分後に到着する車を待って、そちらに向かう。だからそれまでに電話が来たら、彼は自宅で電話を受ける。それ以降は車の中だ。多分正午ちょっと前位迄。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。了解。

ミスター・バトキン:ありがとう。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:やあ、マーティ。

ミスター・ビルグリオ:議長。

ヤッコ議長:気分はどうだ?

ミスター・ビルグリオ:オーケィです。

ヤッコ議長:何か進展はあったかね?

ミスター・ビルグリオ:今日、11時にスティーブ・トラウトマンと話しました。彼は我々が日本サイドと船舶の汚染についての話を始めたことを確認するために電話を掛けてきたのです。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:又、引き続き我々のDOE、DODアタッシェのコンタクト先と作業を進めています。ジムは今、ホテルにいて、朝に大使館に着きます。

ヤッコ議長:オーケィ。


(以下2ページ 不開示 理由5)


ヤッコ議長:確認したい。我々が話している発電機は、1号機のことではないんだな。

ミスター・ビルグリオ:我々が聞いたのは3号機です。

ヤッコ議長:オーケィ。現時点ではすべての発電機について、第一次格納容器があるのだね。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:そして3号機については、第2次格納容器もあるのだね。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:それを否定するような情報はありません。

ヤッコ議長:オーケィ。ホワイトハウスとの電話について何か変わったことは?

ミスター・ビルグリオ:何も。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:11時の電話会議はキャンセルになりました。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:我々は依然、待機中です。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・バトキン:ジョシュはまだ電話口にいると思います。

ミスター・バトキン:ええ、います。

ミスター・ビルグリオ:アンジェリーナも部屋に入ってきたところです。

ヤッコ議長:オーケィ。必要なものはそれっているかね、みんな?

ミスター・ビルグリオ:そう思います。当面のところは。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:現在、Q&Aについて作業を進めています。これを今日は集中してやっています。平行して、緊急の案件も。

ヤッコ議長:よろしい。


(不開示 理由5)


ミスター・ブレナー:原稿をまとめて、ホワイトハウスに提案します。それを全体の声明文に使うか、スノープというものに上げるかします。これは正確性を追いかけるものです。

確かではありませんが、30分後に、ボタンを押さなくてはなりません。それで、しばらくの間、それを家族ととどめて置けます。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。彼らが、君が行かなくてはいけない、出てゆかなくてはいけないというのなら、それは結構だ。

ミスター・ブレナー:オーケィ。

ヤッコ議長:我々が出すものは正確を期さなければならないし、推測ではなく、事実でなくてはならないし、要を獲たものでなくてはならない。

ミスター・ブレナー:まさにそうです。

ヤッコ議長:ここにいる全員、マーティとその部下たちがちゃんと確認して了解したものにしておいて欲しい。

男性参加者:議会に送られたEメールがこれは昨日の我々の論点を要約したものですが、それが経由して政治家たちの手元に渡ったところで驚かないでしょう。既に私はNBCから議会への依頼のメモを見ています。

ヤッコ議長:オーケィ。それは議会から来ている誰か、ベッキー・・・

男性参加者:今朝はエミーがいましたが。

ヤッコ議長:エミーはいるかね?

男性参加者:今、部屋にはいません。

ヤッコ議長:誰か彼女をつかまて、電話会議に参加させるか、部屋にはいってくるようにして貰えないか?

男性参加者:はい、議長。

男性参加者:そのEメールで取り上げられている論点は記者発表の要約です。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。

男性参加者:NBCのリサ・メイヤーと話したんですが、誰か、メモの実物をもってない?

ヤッコ議長:そうそう、例えば、状況をモニターしているといった単純なことを言ったとしても、深刻なことだ。我々は確かにモニターしているのだから、我々はそれが入手できたときに正確な情報を提供しなくてはならない。そして彼らのハートに残るようなものを。

男性参加者:エミーがいます。ベッキーが送ったEメールについてNBCからの要請について教えました。

ヤッコ議長:エミー?


(不開示 理由5)

 


ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。完璧だ。ほかに何か?車を待っているんで、着き次第出発する。ブラックベリーで連絡が付くようにしておくし、その後は自分のオフィスに連絡してくれればつかまる。そちらには顔を出さない。みんな、頑張っていい仕事をしてくれている。今週に備えて、すこし仕事をしなくてはならない。


(以下3ページ 不開示 理由5)


ミスター・ビルグリオ:不適当です。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう。みんな。電話を切ります。電話がかかってきたら連絡する。車に乗ったら、ブラックベリーで連絡してくれ。ありがとう。

ミスター・ビルグリオ:ありがとうございます。

ミズ・ドーン:マーティ。そちらにいく必要あります。今、そこから5マイルのところにいるのだけれど。

ミスター・ビルグリオ:そうだね。国際担当窓口に何か我々でできることがあるかどうか、聞いてみたらどうですか。

男性参加者:すべて準備済みです。彼らは上司と話を進めています。確認してみます。

ミスター・ビルグリオ:了解。マージーとも確認してみる。 

ミズ・ドーン:オーケィ。電話を切ります。彼らが確認を必要としているし、誰かから電話もかかっているし。オーケィ?

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ミズ・ドーン:さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・バトキン:議長は車の中で、到着まで15。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。彼は自分のオフィスに行き、こちらには来ないと思うのだが。

ミスター・バトキン:その通り。彼にそちらに来て欲しいのなら別ですが、彼は今、ご自分のオフィスに向かっています。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。もし、彼に用があれば、彼のオフィスに電話する。

ミスター・バトキン:結構です。電話に関してホワイトハウスから何か言ってきましたか?

ミスター・ビルグリオ:いえ。彼がオフィスにいるときにどの番号に掛けるのが一番良いですか。

ミスター・バトキン:メインの番号で結構です。パッティ・ペイスが来ています。

ミスター・ビルグリオ:パティが来てるのか。オーケィ。よろしい。

ミスター・バトキン:オーケィ。


(電話会議終了)


(電話会議再開)

ヤッコ議長:マーティ?

ミスター・マクダモット:こんにちは、議長。こちらブライアン・マクダモットです。(聞き取り不能)


(不開示 理由5)


ミスター・マクダモット:はい、その点は合意します。その点は(聞き取り不能)不確かです。

ヤッコ議長:私はEメールに、得た情報を元に定期的に評価を行い、その結果をエージェンシー間で共有すると書くつもりだが、それで正しいかね?

ミスター・マクダモット:はい。正確です。

ヤッコ議長:オーケィ。それでオーケィだね?

ミスター・マクダモット:はい。(聞き取り不能)

ヤッコ議長:では、何かがあった時のためにマーティにもこのEメールをCCしておこう。彼が戻って、訂正する必要があった時は、こちらから訂正しよう。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。議長。今、ちょうど、戻ってきました。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・マクダモット:こちらは、原子力規制委員会のブライアン・マクダモットです。

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:●●●(不開示 理由6)が所為執した電話会議に参加してもらうためにヤッコ議長を探しています。

男性参加者:今、ヤッコ議長を探しているところで、見つけ次第、電話会議に参加させます。

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:オーケィ。ありがとう。会議回線につなぎます。

男性参加者:オーケィ。ありがとう。

交換手:議長が参加されます。

ヤッコ議長:マーティはいるかね?

ミスター・ビルグリオ:はい。議長。ホワイトハウス・シチュエーションルームが議長に電話会議への参加を要請しています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ミスター・ビルグリオ:

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:こちらホワイトハウス・シチュエーションルームです。●●●●●●(不開示 理由6)のため、電話会議を開催しています。

ヤッコ議長:オーケィ。

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:

いま、つなぎます。今、メンバーを招集中なので、会議が始まるまで1、2分かかりますが大丈夫ですか。

ヤッコ議長:今、オフィスに入るところなので、いったん電話を切って、有線電話で2分後につなぎなおしてもらうことは出来ますか?

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:直通の有線電話番号をお教え願えますか?

ヤッコ議長:●●●(不開示 理由6)

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:●●●(不開示 理由6)了解。2分後に掛けます。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。

ホワイトハウス・シチュエーションルーム:ありがとう。

ミスター・バトキン:こちらジョシュです。まだいますか?

男性参加者:ええ。これで終わりですか?

ミスター・バトキン:彼らが議長に直接電話するということでしたら、そういうことになります。

男性参加者:了解。

ミスター・バトキン:ブライアン、こちらジョシュです。

ミスター・マクダモット:やあ、ジョシュ。

ミスター・バトキン:割り込もうとしたのだけど、駄目でした。議長は今、ホワイトハウスと話しているところです。だから、われわれはしばらく待って、後で、彼から議事録をもらわないと駄目でしょう。

ミスター・マクダモット:オーケィ。

ミスター・バトキン:オーケィ。では、電話をミュートにします。

交換手:ET、こちら国務省、本部のオペレーション・オフィスです。LTが国務省の会議をETに移したいとの要請が入っています。受け入れ可能ですか?

ミスター・ビルグリオ:ええ、大丈夫です。

交換手:オーケィ。ありがとう。

(間)

ミスター・バトキン:ブライアン、ジョシュだ。そこにいる?ブライアン?マーティ?

(返事なし)

ETはオン?

交換手:こちらET回線。こちら、HOO.。

ミスター・バトキン:オーケィ。よろしい。議長はまだ回線を使用中で、ジョシュは抜けた。

交換手:了解。あなたも抜けますか?

ミスター・バトキン:議長はまだ電話中だけどね。

交換手:オーケィ。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

交換手:こちら、HOO。日本のジム・トラップから連絡が入っています。

ミスター・トラップ:こんにちは。聞こえますか。日本からジム・トラップが掛けています。

交換手:こちら、HOO。彼らに聞こえているか確認します。

ミスター・トラップ:オーケィ。原子炉安全チームと一緒に出来ればよいのだけど。

交換手:オーケィ。RST(音声どおり)にそうするよう伝えます。

ミスター・トラップ:結構です。ありがとう。

交換手:ジム・トラップ。まだそこにいますか?

ミスター・トラップ:はい。一緒にできましたか?

交換手:どんな問題があるのか分かりません。ETルームにいる人々には通じていないようです。

ミスター・トラップ:オーケィ。大使は日本人たちと話している。後、20分くらいで、彼らに聞きたい質問と答えをまとめることが出来ると伝えておこうお。

交換手:オーケィ。誰かそこに行って貰って、電話を取ってくれるようにします。

ミスター・トラップ:結構です。エグゼクティブ・チームは動いていますか?

男性参加者:違うチームが活動中です。原子炉安全チームは摑まえました

男性参加者:ジム・トラップ?

ミスター・トラップ:こちら、ジム・トラップ。

ミスター・ビルグリオ:ジム。私はマーティだ。それと議長とブライアン。


(不開示 理由5)


自分でスタートしたんだが、確かに前のチームによる助けみたいだった。

ミスター・ビルグリオ:はい。出来ます。

ミスター・トラップ:オーケィ。それでは15から20分後に又、電話します。この質問に関する情報をどこに載せるかについてのEメールを送ります。

ヤッコ議長:ジム、こちらはグレッグ・ヤッコだ。現地の人たちと接触しているんだね。

ミスター・トラップ:ええ、そうです。

ヤッコ議長:今、大使と電話で話したところなんだ。

ミスター・トラップ:オーケィ。

ヤッコ議長:彼が言っていたのだが、君はトニーより先に東京に着いたそうだね。

ミスター・トラップ:ええ。

ヤッコ議長:了解。それでは、君たちの役割を交換しよう。彼らは、技術的な側面でどんなことが起こっており、どのような反応なのかについての情報源として頼りにしている。

ミスター・トラップ:そうです。

ヤッコ議長:それではこれから君が行うことについては理解しているね?

ミスター・トラップ:そうです。あそこのチームと一緒にやり、サポートすることは大事なことと考えています。

ヤッコ議長:よろしい。君が行く必要のあるところに行き、すべきことをすることができるようにエージェンシー同士で、作業してゆくのだが、我々にできることは何かあるかね?

ミスター・トラップ:手始めにこの質問について作業してくれれば、助かります。

ヤッコ議長:オーケィ。ありがとう。ジム。

ミスター・トラップ:)オーケィ。又、連絡します。

ミスター・マクダモット:ジム。

ミスター・トラップ:なんでしょうか。

ミスター・マクダモット:こちらブライアン・マクダモット。●●●(不開示 理由6)彼と一緒かね?

ミスター・トラップ:いいえ。●●●(不開示 理由6)は私によく電話をかけてきます。

ミスター・マクダモット:リエゾン・チームからの伝言を伝えようとしているのだ。海軍原子炉からリーガン船上の部隊から発見された汚染について接触を受けた。

これは海上で発生した汚染で、沿岸から50海洋マイル離れた場所に停泊している日本の指揮艦から来たもので、彼らは指揮艦とリーガンの間を行き来していた。

彼らの靴から汚染が検出され、又、リーガンの上のバックグラウンド上の大気サンプルも汚染されていたのだ。

彼らが我々に接触してきた理由は、彼らは日本の防衛部隊の船は●●●●●●

(不開示 理由5)ではないとしっていたからだ。かれらの検知能力がどんなものか知らなかった。

ミスター・トラップ:大使は、事件についての理解を深めることができるように、彼らの組織の中のチャンネルを入手するために一生懸命努力しているところです。

ミスター・マクダモット:オーケィ。


(不開示 理由5)


男性参加者:オーケィ。

男性参加者:オーケィ。結構です。それは電気ですか?

男性参加者:はい。質問は4つでした。電気的に入手し、それを彼らが私にわたしたのです。それで私が大事だとおもうところに丸をするといって、我々がきくべきだとおもう3箇所をチェックしたのです。

ほかのものは現在、それほど価値のあるものではありません。

ヤッコ議長:オーケィ。(聞き取り不能)

男性参加者:オーケィ。

ミスター・トラップ:私が進めたいものとしてあげると・・・どのような電源をもっているのか、発電所近辺で計測された線量の割合はどのくらいなのか、なぜなら、彼らには固定された線量モニターがあるはずです。それから、彼らが軽減装置のために行っているものの状態を得る為に、三つの核分裂生成物バリヤーについても触れる必要があります。

男性参加者:ジム。パットが君にいくつかの質問を書いたEメールを今から送る。君は現地にいるのだから、何が重要で何が重要でないかということを一番良く判断できると思う。だから君に決めて欲しいのだ。

ミスター・トラップ:わかりました。

男性参加者:特殊な状況だが、我々は君がNRCとして最善をつくすであろうと、全幅の信頼を寄せている。

ミスター・トラップ:わかりました。頑張ります。

男性参加者:ありがとう。

ミスター・トラップ:パット、電話をする。これをまとめたパット・ヒランドかな?

ミスター・ヒランド:はい。

ミスター・トラップ:では、パット、こちらから又電話する。何故なら、これらの質問を二人の局長にもEメールしたいからだ。

ミスター・ヒランド:オーケィ。私は原子炉安全チームにいます。ジム。

ミスター・トラップ:わかった。パット。それでは15分から20分後に又集まろう。それまでによく考えをまとめておいて欲しい。これはまたとない機会なのだから。

男性参加者:(聞き取り不能)

男性参加者:PMT(音声どおり)いくつかの質問について又電話があった。キャサリン・ブロックから。

ミスター・トラップ:よろしい。オーケィ。では一旦、解散して、15分後に又電話する。

男性参加者:了解。

ミスター・トラップ:よろしい。

男性参加者:原子炉安全チームに直接連絡してください。

ミスター・トラップ:よオーケィ。ろしい。

男性参加者:ありがとう。ジム。

ミスター・トラップ:どうもありがとう。


(電話会議終了)


(電話会議再開)


(以下2ページ 不開示 理由5 理由6)


(電話会議終了)

(電話会議再開)


ヤッコ議長:こんにちは。

ミスター・ビルグリオ:議長、こちらマーティです。ビルもいます。

ヤッコ議長:よろしい。気分はどうかな。

ミスター・ボーチャード:オーケィ。


(以下1ページ不開示 理由5)


では聞きたいのだが・・・HOOから現況報告を受け取ったのだが、我々が受け取ったデータはベントがあったことと符合していることを示しているという分析結果についてなんらかの・・・このことを回覧するように手配しているかな?

ミスター・ビルグリオ:私の知る限りではノーです。

ヤッコ議長:オーケィ。それでは、これを回覧に付することができるかな?

ミスター・ビルグリオ:ええ。

ヤッコ議長:これをすぐ、補足資料として出せるかな?

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:防御手段チームからでたもので、正確で信頼できる分析はなんでも。われわれの状況報告書に加える重要な要素だと私は思っている。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。たった今からそうします。

ヤッコ議長:オーケィ。よろしい。ありがとう。我々のどんな発表にでも。直接、●●●(不開示 理由6)を必ず付け加えて欲しい。

ミスター・ビルグリオ:外部向けですか、内部向けですか?

ヤッコ議長:内部向けだ。

ミスター・ビルグリオ:内部向けですね。

ヤッコ議長:そうだ。HOOが送っているものだ。特に、彼のEメールを載せることができれば。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:君に実行可能なEメールを送る。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。

ヤッコ議長:オーケィ。意味をなすかね?

ミスター・ビルグリオ:もちろん。ほかの誰かにもコピーしますか、それとも●●●(不開示 理由6)に限定しますか

ヤッコ議長:現時点で多くの人からの問い合わせが来ている。聞かれるたびにリストに加えている。ピーと・リオンもリストに載っている。


(不開示 理由5)


ミスター・ビルグリオ:確かに承りました。マギーのメモは要を得ていると思います。

ヤッコ議長:オーケィ。私はこのメッセージを繰り返す。そして、人々の関心を向けさせ続けよう。これが伝えるべき正しいメッセージだと聞こえてくるのだ。

ミスター・ビルグリオ:はい。

ヤッコ議長:オーケィ。オーケィ。ありがとう。みんな。感謝する。

ミスター・ビルグリオ:オーケィ。議長。

ヤッコ議長:さようなら。

(電話会議終了)


(電話会議再開)

ミスター・リーズ:こちらエリック・リーズ。

ミスター・ボーチャード:やあ、エリック。私はビルだ。気分はどうだ。

ミスター・リーズ:良好だ。そちらは?

ミスター・ボーチャード:こちらも良好だ。日曜なのにすまん。

ミスター・リーズ:問題ないよ。何が起こっているんだい?

ミスター・ボーチャード:我々はまだ、オプ・センターにいて、明日朝から始まるエージェンシーの活動を見ているんだ。

君が助けてくれるのなら、ジャック・グローブ(音声どおり)又はブルース・ボガーに月曜の夜か月曜夜のミッド・シフトからETのマネージャーとして働いてもらえるようにしたいんだ。君がそう望むなら、二人を交互に付かせても良い。

でも、彼らは、オプ・センターに人員が配置されている限り、いてもらわなくてはならないんだ。それで、それがどのくらいの期間になるかについては、まったく予想できないと自分でも納得した。今日のどこかで閉鎖されるかとおもったのだが、そんなことは起こりっこないんだ。

ミスター・リーズ:了解。明日のミッド・シフトというのはいつ?正午?

ミスター・ボーチャード:二つのシフトが必要なんだ。今から始まって、真夜中に終わるシフトは埋まっている。マイク・ウエーバーが来て、夜11時から明日の朝7時までのシフトを担当してくれる。

ミスター・リーズ:ならば、明日の朝7時から始まるシフトを受け持つ奴が必要なのかい?

ミスター・ボーチャード:いや、ちがう。

ミスター・リーズ:オーケィ。

ミスター・ボーチャード:もうちょっと聞いてくれ。それからマーティが昼のシフトを受け持つ。これは7時から3時までだ。我々が必要なのはマーティの後、3時から月曜夜の11時まで受け持つ奴と、それからその後、夜11時から朝の7時までをカバーする誰かだ。君たち3人のうちの誰か、もし、君がやりたいなら結構だ。背景を言えば、君、私、DEDOが日本での事件と地震の問題についての月曜の公聴会のためのメッセージのマッピングでかなり忙しくなるだろう。それからNRCの通常の業務も進めてゆかなくてはならないし。

私は監督者会議とSLS(音声どおり)会議とやっているほかのことをキャンセルしたくないんだ。だから私がやろうとしているのは、月曜から始まる夜と夜中のシフトを変わってくれる誰かを見つけることなんだ。

ミスター・リーズ:わかった。オーケィ。よろしい。やってみよう。3時から11時と11時から明日の3時までをやってくれるかどうか、ブルースとジャックと話してみよう。

ミスター・ボーチャード:ありがたい。私が打ち立てたいのは、堅実で安全なものなんだ。君は一種間ならば二人を自分のもっているところから持ち出しなしで使えるはずだし、その後は君がひとつ受け持って、もうひとつは段・どーマンみたいな奴・・・

交換手:議長が参加されます。国務省とDOEも一緒です。

ミスター・リーズ:わかった。ビル。1週間、君がどこに行く予定なのか知らんが、二人のうち、どちらかは捕まえよう。

ミスター・ボーチャード:オーケィ。ありがとう。どのくらいかかるかわからんが、準備しておかないといけないんだ。

ミスター・リーズ:わかった。

女性参加者:ミスター・ボーチャード?

ミスター・ボーチャード:はい。

ミズ・ペイス:私はパティ・ペイスです。議長と一緒に電話会議に入ります。

ミスター・ボーチャード:オーケィ。


 

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